新たに家族が増えたり、より住みやすくしたりする目的で、玄関の増築リフォームを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の記事では、玄関の増築で行われる4つの施工方法と、それぞれの費用・工期の目安を解説します。
玄関の増築4つの施工方法
「玄関の増築」と一口に言っても、施工方法によって費用や工事内容が異なります。
主な玄関の増築リフォームには4種類の施工方法があり、費用相場は以下のとおりです。
施工方法 | 費用相場 |
既存の玄関を広くする | 30万円 |
既存の玄関を残して新たに玄関を増築する | 25~30万円 |
既存の玄関を取り壊して新たに玄関を増築する | 30~45万円 |
2階に玄関を増築する | 100万~120万円 |
玄関の増築は、玄関ドアを設置するだけでなく、ドアの取り付け、床下・天井・壁の補修、クロス工事、土間・タイル工事などの作業が発生します。
詳しい費用の見積もりは、リフォーム業者による現地調査を経て提出されます。
既存の玄関を広くする|方法1
費用相場:30万円
工事期間:20日前後
玄関の開口部を広くして、開き戸から観音扉や引き戸に変えたりするリフォームです。
玄関のスペースを広くすることで、より開放的な空間にしたり、車椅子が通りやすくなるようにバリアフリー化したりすることができます。
既存の玄関を残して新たに玄関を増築する|方法2
費用相場:25~30万円
工事期間:10~20日
家族が増えたり、二世帯住宅にしたりする場合に検討したい玄関リフォームです。
既存の玄関を残すため、取り壊しや廃棄物の撤去の作業が省かれる分、費用が抑えられ、工事も早めに完了します。
既存の玄関を取り壊して新たに玄関を増築する|方法3
費用相場:30~45万円
工事期間:20~30日
中古で購入した住宅の玄関の使い勝手が悪いため、家族の動線に合わせて新たに玄関を設置する目的で行われるケースが多いリフォームです。
既存の玄関の取り壊し、廃棄物の撤去の作業が必要となるので、既存の玄関を残すよりも10万~15万円ほど費用が上乗せされます。
2階に玄関を増築する|方法4
費用相場:100万~120万円
工事期間:30~45日
二世帯住宅を1階と2階で分ける目的で行われることの多いリフォームです。
高いところに登っての作業が必要となるため、足場代がかかるほか、1階から続く階段の設置費用50万~100万円がプラスされます。
まとめ
玄関増築リフォームの4つの施工方法について解説しました。
コストを抑え、なおかつ美しい仕上がりのリフォームを希望するなら、実績が豊富な地元の工務店がおすすめです。
できれば3社ほどから相見積もりを取り、自分の希望と予算に合った業者を選びましょう。