間接照明を作ろう
インテリアには欠かせない間接照明。壁や天井に反射した光を照明にします。間接照明は、生活に必要な光というより光を楽しむもの。反射した光なので、柔らかくあたたかみがあり、リラックスできるなどの精神的効果があります。
間接照明の種類は様々で、ランプシェード・スポットライト・スタンドライト・フットライト・ダウンライトなど多岐にわたります。それぞれの役割があり、どれも魅力的なのですが、照明はどれも高価です。ちょっと悩んでしまう間接照明も、自作すれば格安!
数ある間接照明のなかでも、電球に傘をかぶせるタイプのランプシェード。実は、このランプシェードを100均アイテムで作ることができます。しかもオール100均。自分だけの間接照明を作って見ませんか?
毛糸とボールで作るランプシェード
【材料】
・100均のレースヤーン1~2玉(1玉全て使います。毛糸も可)
・ボンド(100均)
・ボール(100均)
・LEDライト(100均)
・カッター(家にあるもの)
・ダンボールなどの箱(家にあるもの)
・セロテープかマスキングテープ(家にあるもの)
・油性ペン(家にあるもの)
・筆・容器(家にあるもの)
100均にあるボールに毛糸を巻き付けていきます。ボールは、風船より強度があるのでセロテープを貼っても割れる心配がありません。材料はいたって簡単。100均で全てが揃うオール100均DIYです。まず、ボール・毛糸・油性ペン・テープ・LEDランプ・箱を準備します。今回のランプシェードは、ライトに傘をかぶせるタイプのランプなので、空洞を作ります。
ボールに油性ペンでLEDライトの大きさをなぞり書きをし、この線をはみ出ないように毛糸を巻き付けていきます。ちなみに、このLEDライトは100均のバスライトです。色が次々と変わるタイプのものです。
次に、要らない箱を用意します。糸を巻きやすいよう、箱の上部に切り込みを入れてボールをはめ込みます。
糸がずれないよう、最初の巻き初めの糸先をテープで固定しましょう。
糸を巻き終わったらボンド液を作ります。ボンドと水が1:1の割合になるようにします。薄すぎても接着力が弱まりますし、濃すぎてもボールに接着しすぎてしまいます。程よい質感がベストです。
巻き付けた糸にボンド液を塗っていきます。糸がパリパリになって固まるので、糸の中まで染み渡らせることがうまくいくポイントです。
球体で、しかも底は巻いたらいけないとなると、均等に巻くことは困難な作業です。もし、どうしても難しかった場合は、途中からボンド液を使用しても構いません。その際は、糸にボンド液を塗りながら巻いていくことがポイントです。
糸全体にボンド液を染みこませたら、約半日(8時間以上)ほど乾燥させます。
完全に乾いたら、あとはボールに穴を開けて取り去るだけ。カッターで切り込みを入れるか、もしくは針で穴を開けてください。
ボールが徐々にしぼんでいくので、ゆっくりと取り除きます。
100均に行こう!
ランプシェードは、糸の隙間から漏れる光が壁に反射して幻想的です。100均で全ての材料が揃うので、初心者の方でも手軽にDIYを始められるところも魅力的ですね。
今回は100均のレースヤーンを使用しましたが、毛糸や麻ひもを使っても、また違う雰囲気が楽しめます。ぜひ、お好みの糸でランプシェード作りを楽しんでくださいね。