100均にもスチールラックがある!
今回はスチールラックDIYです。スチールラックは、お手頃な値段と、だれでも簡単に組み立てられることから人気を集めており、その使いみちは多種多様です。スチールラックといえば、倉庫に使われたり、簡易的な収納棚としてオフィスや一人暮らしの方、男性のお部屋のインテリアとして使われる印象がありますが、近年は徐々に変化しつつあります。
無機質な風合いを活かした“男前インテリア”が流行り、スチールラックを使った収納の人気が出てきました。おしゃれな天板や背面板など、別売りパーツもたくさん出回っており、テレビ台やキッチンパントリー、食器棚やカップボードとして使用されています。男前インテリアだけでなく、木目の天板を組み合わせて温かみを持たせることで、馴染みやすいアイテムになります。Instagram上で「#スチールラック」「#ジョイントラック」と検索をすると、インテリア好きの方の素敵な使い方を見ることができるので、参考にしてみるとよいでしょう。
定番のシルバーカラーだけでなく、マットな色味のスチールラックも人気があります。カラーのスチールラックは、通常のシルバーラックよりも価格は高くなりますが、インテリアよって使い分けができるのでおすすめです。
サイズが豊富なので、場所によって設置しやすいところが魅力です。サイズにより値段が異なりますが、小さいサイズで約1700円~。100均にもスチールラックがあります。大小サイズがあり、シーンによって使い分けができます。
ジョイントラックでカフェコーナーをDIY
100均にもジョイントラックという商品名でスチールラックが販売されています。2段のちょっとした棚であれば1000円前後でDIYが可能。量販店などで買うよりはお得に購入できますよ。また、100均には300円商品のジョイントラックもあります。左下の45cm×25cmの棚板と、かごタイプの棚板は300円でした。
材料
- ジョイントラック用棚Ⅱ型 2枚
- ジョイントラック用ポール(短) 4本
- ジョイントラック用固定部品(4個組み) 2つ
- ウッドボックス 2つ
- ハンマー
ジョイントラックの棚4角にキャップがついています。この棚は上段にするのでキャップを写真下のようにはめ直します。
使う棚はこの2つです。写真上の棚は上段に使うためキャップをつけてありますが、下の棚はポールを通して下段に使用するので、キャップは外してあります。棚は横30cm×縦15cm。キッチンに置くカフェコーナーにぴったりなサイズということで、300円の棚ではなくこちらを選びました。
まず、4本のポールに固定部品をはめます。凹凸でセットになっており、TOPという矢印を上にして装着します。棚の段数や棚の間隔により固定部品をつける位置は異なってきます。ここでは下から2つめの目盛りに装着しましたが、4本ともに同じ位置に固定部品を装着しないと棚が傾くので注意してくださいね。
固定部品をつけたら、ポールに棚をつけていきます。ポールは黒のゴム足がある方が下側になります。全部の穴にポールをはめて傾き具合を確認したら、最後に4角をハンマーで上から叩き、押し込みます。使わなくなり解体したい場合は下からハンマーを打ち、棚を外します。
上段は一番上に設置するので、ポールの一番上の目盛りに固定部品を装着します。ただし、上すぎると棚のはまりが悪いので、上から5mm程度下のカチっと部品が装着する場所がベストです。
小さめの2段の棚が出来上がりました。別売りパーツの延長ポールを購入すれば、高さを増やすことができます。用途に合ったサイズにすることができて便利。他、別売りキャスターも販売しているので、移動式の収納棚を作りたい方はキャスターを買っておきましょう。
さて、あとはキッチンに設置してカフェコーナーを作っていくだけです。
カフェコーナーに収納するのは、コーヒーマシン用のカプセル、シロップ、スティックコーヒーです。マシン用のカプセルとガムシロップはウッドボックスに、スティックコーヒーは、ホーローカップに収納しました。種類別に分けておくと、使うときに便利ですね。コーヒーカプセルを入れるウッドボックスは、衛生面上ボックスの底にキッチンペーパーを敷いて使っています。
コーヒーマシンの隣にジョイントラックを設置しました。使い勝手と自分の動きの導線を考え、ジョイントラックの上段によく使うマグカップを置きました。カフェコーナーを作ったことで、コーヒー関連の収納が機能的になり、より収納が楽しくなりそうです。
ちょっとした収納にうってつけ
「この隙間がもったいない」と思うものの、なかなか行動に移せなかったりします。身近な100均なら買い揃えることもDIYも容易にできますね。100均のジョイントラックの棚は幅が15cm、25cmと狭いため、すきま収納にも最適です。また、S字フックでポールを吊り下げれば、ハンガーラックにもなり、子供の衣類収納にもなります。手軽に買えて誰でも簡単に作れるので、是非お試しください。