SNSでも人気のレジンクラフト
いま女性たちの間で人気のハンドメイドがレジンクラフト。きらめくレジンの魅力に多くのハンドメイド好きの女性たちが虜になっています。レジンには透明な樹脂で主に2種類あります。ひとつはエポキシレジンという2液を混ぜて硬化させるタイプのもので、よくレジン作家の方が使用しています。もうひとつのレジンは、UVレジンといって紫外線で硬化するタイプのもの。これは一般的に私たちが扱うレジン液です。
100均にあるレジンアイテム
手芸店やネットショップには、UVレジン液やモールド(型)、初心者でもトライできるキットなど様々なアイテムが売られていますが、実は100均にもレジンクラフトのアイテムがあるのです。
100均にあるレジンアイテムは、UVレジン液、カラーレジン液、モールド、ラメやホログラム、レジンパーツなどです。UVライト以外は、ほとんど100均でそろうといっても過言ではありません。ただしレジン液に関しては、100均のものは時間が経つと色が黄ばみ変色します。また、内容量が少ないのでご注意ください。
おすすめのレジン液は、匂いが少なく、レジン液の質が高いとされる清原のレジン液です。手芸店やAmazonで購入できます。今回筆者が使用したものは、清原よりも少し安いレジン液です。75g入りで1500円くらいなのでコスパは良いです。匂いが大変きついレジン液ですが、黄ばみなど劣化はみられないので、換気をすれば問題はないでしょう。
100均シリコンモールドを使って鉱物レジンを作ろう
2Dのシリコンモールドはよくみかけますが、立体になるモールドを100均で発見。電球型や鉱石型などキュートなものが各108円は、かなり魅力的です。
今回購入したものがこちら。石の型で、2つを合わせて硬化させると立体の鉱物レジンが作れるという画期的なアイテムです。
材料
- UVレジン液(Amazonで購入)
- シリコンモールド(100均)
- カラーパウダー
- ラメ、ホログラム
- 9ピン
- ペンチ、平やっとこ
- ピンバイス
- キーホルダーパーツ(100均)
100均の立体モールドは2個入り。2つを合わせると立体に仕上がる仕組みです。
①レジン液を用意する
容器にレジン液を出し、カラーパウダー、ラメ、ホログラムを入れて混ぜ、モールドに竹串やようじなどで少量ずつ入れていきます。
②モールドにレジン液を入れる
4分の3程度まで入れたら透明なレジン液を足します。これをUVライトで硬化。厚みのあるモールドなので、ひっくり返してもう一度硬化しました。硬化した鉱物レジンは、ひとまずそのままの状態に。
③もうひとつの鉱物レジンを作る
次にもう片方のモールドに透明なレジン液を入れ、UVライトで硬化させます。完全に硬化したら、最初に硬化させて作ったモールドを上にかぶせてUVライトで硬化させます。
このとき、上下の型がずれないように手で押さえながらUVライトの中へ。手で押さえるのは5秒程度で大丈夫です。
硬化したらモールドから静かに取り出します。
④バリ取りをする
周囲にバリがあるのでペンチでカットし、軽くやすりをかけておきます。
⑤ピンバイスで穴を開ける
9ピンをペンチでカットしておきます。
9ピンを刺す穴をピンバイスで開けます。勢いあまって自分の指に刺さないように気をつけてください。筆者は自分の指にさして悲鳴をあげました。
ピン先にレジン液をつけてUVライトで硬化させます。
透明レジン液を少量垂らし、つやを出すとよりクオリティが高くなりますよ。キーホルダーのパーツをつけたら完成です。
鉱物レジンの幻想的な世界にハマる!
鉱物レジンには自分が思い描くものをレジンに封じ込める楽しさがあり、幻想的な世界に魅了されます。自分の想像力を掻き立ててレジンクラフトに挑戦してみてください。