c話題のデコパージュとは?
デコパージュとは、専用の薄いペーパーを切り抜いて装飾していくクラフトのこと。紙の接着はデコパージュ専用液を使用し、石鹸・家具・バッグなど幅広く施すことができます。お気に入りのデザインペーパーで、簡単にプリントされたように仕上がることから、女性の間で人気が高いクラフトです。
100均で材料が手に入る!
数年前は手芸店などにしかなかったデコパージュの材料も、今では100均で購入できます。デコパージュ専用液から紙ナプキン、筆など全てが揃います。
こちらがデコパージュ専用液(左)とデコパージュ仕上げ液(右)です。専用液は、オールマイティ用と布製品用があるので、用途によって使い分けます。
ここ最近ではデコパージュペーパーという専用の紙も売られており、即座に使用できる利点があります。デコパージュペーパーはすぐに使用できるようになっていますが、紙ナプキンを使用される場合は、層になっている紙ナプキンを剥がして1枚にしてから使用します。
切って貼るだけ!簡単に作れるスマホケースをデコパージュ
材料
- デコパージュ専用液 布製品用
- デコパージュ仕上げ液
- 手帳型スマホケース
- デコパージュペーパー
- 筆
- デザインカッター
- 液を入れる容器(家にあるもの)
※刃が鋭いデザインカッターは、カメラ穴の切り込み入れに使用します。
1. 型取りと柄の位置決め
デコパージュペーパーの上にスマホケースを置き、留めベルトの型をなぞります。
下書き線から3mmの位置でカットします。次に、裏にしたデコパージュペーパーの上にスマホケースを乗せ、どの柄を貼るかを選びます。
2. 本体に専用液を塗る・貼る
容器にデコパージュ専用液を適量出し、筆でスマホケース表面全体に塗ります。
デコパージュ専用液を塗ったら、裏にしたデコパージュペーパーの上にスマホケースを乗せます。ケースを表にし、空気が入らないよう筆でなじませながら行います。
ある程度シワが伸びたら、ケースから3mm分の位置をカット。
このままでは、スマホケース周囲に余分なペーパーがある状態です。もう一度、ケース周囲にデコパージュ専用液を塗り、余分なペーパーをケース裏側へくるみます。
角部分は3箇所ほど切り込みを入れておくと、裏に包み込みやすくなります。
3. ベルト部分もきれいに仕上げる
ベルト部分にデコパージュ専用液を塗り、先程カットしておいたデコパージュペーパーを貼ります。
ベルト部分は曲線なので、周囲に切込みを入れておきます。
ケース本体と同様に、余ったペーパーは裏へ。
4. カメラ穴をカット
カメラ穴の中心にデザインカッターで7箇所カットし、専用液を塗った筆で中へ入れ込みます。
カメラ穴の処理を施したら、あとは仕上げ液を塗るだけです。完成まであとわずか!
5. トップコートで仕上げ
最後にデコパージュ仕上げ液であるトップコートを塗ってツヤ感を出していきます。こちらも容器に出して、筆で表面に塗っていきます。
トップコートをケース全体へ塗り、乾かします。デコパージュペーパーは破けやすいので、何度も塗り直さないようにしてください。トップコート塗りたては、このように白濁しますが、乾くとツヤ感に変化します。
世界でたったひとつのスマホケースに
100均にある無地のスマホケースも、デコパージュすれば世界でたったひとつのスマホケースに。オール100均で作れるお手軽さも魅力的ですね。100均やファストショップには、おしゃれなデコパージュペーパーや紙ナプキンがたくさんあります。ぜひ思い思いのデコパージュ作品を作ってみてください。