海外のようなセルフビルドに挑戦!中古住宅をDIYリノベーションするためには?


「自分たちが住む家を、愛情と手間をかけて、DIYでリノベーションしたい」と考える人も少なくはありません。海外のように、DIYで中古住宅をフルリノベーションするためには、どのような点に注意しなければならないのでしょうか?DIYで施工してはならない部位や、リフォーム業者と協力して進める方法などを見てみましょう。

海外のようにDIYでリノベーションしてみよう

海外では、家の持ち主がDIYで自宅のリノベーションを行うことがあります。室内の塗装や壁の解体といった部分的なリノベーションに留まらず、家一棟をDIYでセルフビルドしてしまうケースも珍しくありません。

日本でもDIYは盛んに行われていますが、一般家庭で行われているのは、小屋や家具作りなどの小規模なDIYがほとんどです。海外のように、家一棟をまるごと改修するような本格的なセルフビルドは、建築や大工の知識を持つDIY通でもない限り「やってみよう」と思う人はまだまだ少ないと言えるでしょう。

DIYリノベーションはチャレンジする価値大

中古住宅のDIYは、床や壁紙の張替えといった、構造に大きく手を加えないリノベーションであれば、素人でも十分可能です。DIYの経験を積めば、庭のウッドデッキやガレージ、サウナや薪ストーブといった、大掛かりな設備の導入もできるようになるかもしれません。

自分たちの手で家をリフォームできれば、画一的ではない、オリジナルのマイホームが手に入るでしょう。ただし、セルフビルドでリノベーションを行う際は、DIYできる範囲や法律を知っておく必要があります。

DIYでリノベーションできる範囲を知っておこう

住宅のリノベーションはDIYでも行えますが、資格がなければ行えない作業や、構造部分に関わる箇所の作業などは専門家に任せなければなりません。また、マンションの場合は管理規約による制限にも注意しましょう。

100㎡以上の建築物「建築士」が設計しなければならない

「建築士法」では、建築物の「設計」と「工事監理」は建築士しか行えないと定められています。(設計とは建物の設計図を作ることで、工事監理とは工事が設計図通りに行われているか監理することを意味します。)

ただし、建築士の資格がなくても、建物の規模が一定以下であれば、設計と工事監理が行えます。

無資格で設計・工事監理が行える建物の条件
木造延床面積100㎡以下
高さ2階建てまで
木造以外
(鉄骨造やRC造など)
延床面積30㎡以下
高さ2階建てまで

建物が上記の規模を上回る場合は、木造建築士以上の資格がなければ設計・工事監理は行えません。大半の住宅は延床面積が100㎡を超えるため、無資格者だけで住宅DIYを行うのは難しいと考えた方が良いでしょう。

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設備の配管・配線は資格が必要

キッチンやお風呂、洗面台、トイレといった水回り部位の配管や、電気工事、ガス工事等は、有資格者しか行えません。なお、水回り設備や照明といった機器の取り付けは資格がなくても行えますが、水漏れや漏電、ガス漏れ等のリスクもあるため、なるべく取り付けまで有資格者に任せた方が良いでしょう。

「構造部分」について専門家に確認を

柱や梁、筋交いといった建物を支える「構造部分」は、万が一解体してしまうと、家の耐久性を大きく損ねてしまいます。誤って解体してしまわないよう、リフォーム業者や設計事務所に必ず位置を確認してもらいましょう。

その他、耐震補強工事や断熱工事なども、専門知識なく行うのは非常に危険です。耐震補強材が構造材に深刻な傷を付けたり、断熱材の設置が不十分で結露や腐食が発生したりすると、効果が得られないどころか、かえって住宅の耐久性を低下させてしまいます。

マンションはリノベーションの制限が多い

マンションでも、DIYによるセルフリノベーションは可能です。ただし、手を加えても良いのは室内の「専有部分」のみで、窓や構造部分、バルコニーといった共有部分はDIYが行えません。

また、マンション管理規約の内容にも注意が必要です。床材の種類が指定されていたり、水回り機器の移動が禁じられていたりと、管理規約の内容はマンションによって異なります。独断でリフォームに踏み切らず、マンション管理組合やマンションリノベに慣れた専門業者と必ず打ち合わせを行いましょう。

中古住宅のDIYリノベーションは専門家に協力してもらおう

DIYで住宅リノベーションが行えると言っても、たった一人だけで完成させるのはほぼ不可能と言って良いでしょう。セルフビルドでは、リフォーム業者や専門家の協力が不可欠です。住宅をDIYでリノベーションする前に知っておきたい、専門家との連携方法を知っておきましょう。

「ハーフビルド」の経験があるリフォーム業者に相談する

自分たちでDIYする箇所と、専門業者に任せる箇所が混在しているリノベーションを「ハーフビルド」と呼ぶことがあります。リフォーム業者の中には、ハーフビルド形式で仕事を請けてくれる所もあります。ハーフビルドの経験があるリフォーム業者であれば、施主がDIYできる範囲や、DIYの具体的なアドバイス、道具の準備なども手伝ってくれるでしょう。

なお、国内で行われるリフォームのほとんどは、家の持ち主が施工に関わらないため、大半のリフォーム業者は、施主がDIYに関わることに慣れていません。そういった意味でも、中古住宅をDIYでリノベーションする時は、ハーフビルドに協力的なリフォーム業者を見つけることをおすすめします。

資材の搬入も専門家にできるだけお願いしよう

DIYリノベーションでは、資材の搬入も自分で行わなければなりません。車に入らない大きな資材や重たい機械など、一人で搬入できない部材は、知人やリフォーム業者などに前もって協力を要請しておきましょう。

また、高層階のマンションでDIYリノベーションを行う場合、資材を運ぶために部屋とエントランスを何往復もすることになってしまいます。階段やエレベーターを使う際は、搬入時間を決めるなどして、他の住人に十分配慮しましょう。

解体で出た廃材は産廃処理業者に回収依頼を

解体作業で出た廃材は、地域のごみ回収で引き取ってもらえませんので、産廃処理業者に回収を依頼しなければなりません。業者によっては、ごみの量が少ない・回収対象のごみではない等の理由で、回収してもらえないこともあります。産廃処理業者が見つからない場合は、自分たちで車を手配してゴミ収集所に運ばなければなりませんので、リノベーションの前に回収してくれそうな業者を見つけておきましょう。

おわりに

日本国内でも、中古住宅のDIYリノベーションをやり遂げた例は沢山あります。しかし、DIYリノベーションといっても、設計や工事監理、水回り機器の設置、構造部の施工といった資格や専門技術が必要な部分は、専門業者が行っています。DIYリノベーションに理解のあるリフォーム業者を探して、安全かつ楽しいセルフビルドに挑戦してみましょう。

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