タイルシールがSNSで話題!
家づくりに欠かせないタイルですが、このタイルひとつでお部屋の印象が違ってきます。インテリアだけでなくエクステリアにも使用されることが多く、なくてはならない存在です。タイルには、サブウェイタイルやモロッカンタイル、コラベルタイルなど様々な種類があります。なかでも、シンプルなサブウェイタイルは、どのインテリアにもしっくりくるタイルです。レンガ柄という馴染みやすいデザインが人気のポイントでしょう。
タイルを使ったDIYは、一枚一枚貼るゆえに素人には至難の技です。目地という、タイルとタイルの間を埋める生地も必要になり、時間も手間もかかります。
簡単にできるタイルDIYとは?
画像は100均のガラスタイルです。以前作ってみた作品で、タイルDIYと似た作業になるよう心がけた作り方になります。トレイに一枚一枚ガラスタイルをボンドで貼り付けていき、目地剤を流し込みます。このとき、石膏の代わりに100均ダイソーの石粉粘土を使用しました。石粉粘土は、石を粉状にした成分が含まれており、石膏に似た仕上がりになります。石粉粘土は水で溶き、タイルの間を埋めていきました。ガラスタイルを貼る、乾かす、目地を埋める、乾かすというように手間暇をかけたDIYです。
このようにじっくりと時間をかけたDIY作品も素敵ですが、やはり簡単にDIYを楽しみたいもの。近年タイルシールという便利なものが市場に出回っており、注目を集めています。誰でも気軽にタイルDIYが楽しめるところが、シールの魅力となります。
Instagramで話題となっているタイルシールは、インテリア好きのインスタグラマーさん達がこぞって使用しているDIYアイテムです。ぷっくり&ツヤ感が、リアルなタイルらしさを醸し出しています。木目調、モロッコ風、コラベル、サブウェイタイルなど種類も豊富なところも魅力です。どれもオシャレすぎて迷ってしまうほど。
タイルシールは、ホームセンターやネット通販の壁紙屋さん、100均で購入することができます。これは100均のもので、サイズは幅10×20cmと小さめです。この大きさで100円なので決して安いわけではないですが、身近な100均で手に入ることから、人気を集めています。大掛かりなDIYとなると、何枚も購入しなければならないですが、プチリメイクならこちらで簡単にDIYできます。
水回りにおすすめ!
タイルシールは水に強いため、キッチンや洗面所などの水回りに使用されることが多いのが特徴です。キッチンコンロ周りの壁に貼ったり、洗面所の鏡部分に貼ったり、正方形のMDF材に貼ってコースターを作ったり用途は多種多様。
タイルシールでトレイをリメイクしよう
早速タイルシールでシンプルなトレイをプチリメイクしてみたいと思います。
準備するもの
- トレイ・・・1つ
- タイルシール・・・1枚
- はさみ
- 定規
- 油性ペン
材料はたったのこれだけ。家にあるもの、身近なお店で購入できるものばかりですので初心者の方で手軽に始めることができるDIYです。
1.タイルシールを切り取る
まず、トレイ内側の寸法を測り、タイルシール表面のフィルムに油性ペンで下書きをします。フィルムは後で剥がすので、油性ペンでもOK。なるべく、タイルの柄が中心になるように下書きをします。
2.タイルシールを貼る
下書きラインに沿ってはさみでカットしたら、トレイの底にはめてみます。このとき、切り口が曲がっていないかを確認し、はさみで微調整をします。1、2mmの幅なので慎重にカットしてください。
トレイの色とコラベルタイルの組み合わせはバッチリです。違和感もなく、もともと市販されているような仕上がりに。シール表面の程よい凹凸が作品に上質感を与えてくれます。
壁に貼ったり剥がしたり、跡を残したくないという方は、タイルシールを貼る前にマスキングテープを貼っておきましょう。壁など作業する幅が大きい場所には、幅広のマスキングテープを用いると良いですよ。
水回りの整理整頓に
タイルシールは水に強いので、我が家の場合は洗面所に設置しました。洗面台に物を直置きすると掃除が大変なので、このような容器に入れています。洗面台に何も置かないホテルライクな洗面所に憧れますが、子供が多いと、どうしてもインテリアが乱雑になりがちです。バラで置くよりも収納箱に入れてまとめておくほうが、見栄えが良いと思います。
よく使うものは右側(利き手)に。動きの導線を考えて設置すると底に貼ったタイルシートが、水気を弾いてくれるので、掃除も楽になりますよ。
貼るだけだから簡単に楽しめる
タイルを1枚1枚並べて貼るのは大変ですが、タイルシールなら貼るだけで簡単DIYができます。簡単にインテリアをイメチェンしたい方にはうってつけのアイテムです。皆さんもタイルシールを使って気軽にDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか?