オーク材は見た目の美しさはもちろん、無垢材にありがちな「キズがつきやすい」「水に弱い」という弱点を覆す、耐久性・耐水性に優れた木材です。今回はオーク材の特徴や、オークの無垢フローリングの設置にかかる費用について解説します。
オーク材は見た目の美しさはもちろん、無垢材にありがちな「キズがつきやすい」「水に弱い」という弱点を覆す、耐久性・耐水性に優れた木材であるため、住宅のフローリング材として好まれています。
今回はオーク材の特徴や、オークの無垢フローリングの設置にかかる費用について解説します。
オークとは
オークはブナ科の落葉広葉樹で、日本ではナラ(楢)の木として知られています。古くから床材としてはもちろん、家具や船舶、ワインやウイスキーの樽など、さまざまな用途で使用されてきました。
船舶やウイスキー樽にも使われているように丈夫で耐久性が高く、経年とともに深みを増す木目と色合いが魅力です。
「無垢材といえばオーク」と言われるほど、耐久性、深い色味、木目の美しさに優れ、内装やインテリアを問わず合わせやすい点が人気の理由と言えます。
オーク材を床材に使用するメリット
オーク材のメリットは前述したとおり、無垢材のなかでも耐久性が高いことです。キズがつきにくいのでフローリング材に適しており、耐水性にも優れているため、シミや汚れがつきにいという特徴があります。
オーク材を床材に使用するデメリット
オークは丈夫である反面、柔軟性が低く、柔らかさや温かみが少ないというデメリットがあります。
広葉樹で硬いオークは熱伝導率が高く、とくに冬場は素足で踏むと体温をすぐに奪ってしまうため、カーペットや床暖房と組み合わせて対策しましょう。
オークの無垢フローリングの設置にかかる費用
無垢フローリングとは、丸太から切り出した自然のままの「無垢の木材」を使用したフローリングのことです。
大量生産できる合板を使用した合板フローリングに比べ、木のぬくもりが感じられ、質感や肌触りが良いというメリットがあります。
既存のフローリングからオーク材の無垢フローリングへ交換するリフォームは、本体価格+施工費用で1㎡あたり13,000円~27,000円が相場です。
なお、無垢フローリングは木の種類や木目、節の有無によって価格が大きく変動します。
まとめ
オーク材の特徴やオークの無垢フローリングの設置にかかる費用を解説しました。
無垢材はキズがつきやすく、水に弱いという特徴があるなか、オーク材は耐久性・耐水性に優れた木材です。
現在のフローリングを無垢フローリングに交換するときは、実績豊富な施工会社に相談して、ライフスタイルや内装に合った木材を選びましょう。