シーリングファンは、天井に吊るして室内の空気をゆっくりと循環させるプロペラ状のサーキュレーターです。おしゃれなインテリアとしてはもちろん、お部屋の空気を循環させ、快適な空間づくりにも効果を発揮します。
おしゃれなカフェやホテルの天井で優雅に回る「シーリングファン」に憧れたことはありませんか?
シーリングファンはおしゃれなインテリアとしてはもちろん、お部屋の空気を循環させ、快適な空間づくりにも効果を発揮します。
今回はシーリングファンのメリット、デメリットについて解説します。
シーリングファンとは
シーリングファンは、天井に吊るして室内の空気をゆっくりと循環させるプロペラ状のサーキュレーターです。
エアコンと併用することがシーリングの使用方法であり、夏は下向きの送風で体感温度を下げ、冬は上向きの送風で暖気を循環させて快適な部屋にします。
空気の循環をサポートして、冷暖房効率をアップさせるシーリングファンは、インテリアとしてはもちろん、光熱費の節約効果にも期待できます。
シーリングファンのメリット
シーリングファンには以下のようなメリットがあります。
空気を循環させ冷暖房効率がアップする
シーリングファンの最大のメリットは、「暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ」という性質を利用して、部屋の空気を循環させることにあります。
空気の流れが生まれると温度ムラが解消されて冷暖房効率がアップ、光熱費の節約にもつながります。
おしゃれなインテリアになる
シーリングファンは形状や色、大きさ、照明付きのものなどバリエーションが豊富なので、おしゃれなインテリアとしても活躍します。
優雅にゆったりと回るシーリングファンを導入すれば、まるでリゾートホテルのような雰囲気を演出できるでしょう。
室内干しの洗濯物が乾きやすい
シーリングファンの室内の空気を循環させる効果は、室内干しにも応用できます。
洗濯物に扇風機の風を当て続けることと同じ効果があるため、早く乾くだけでなく、生乾きのニオイも解消されます。
とくに花粉の季節や梅雨の時期には大活躍するでしょう。
シーリングファンのデメリット
シーリングファンの導入を検討される場合は、以下のデメリットについても把握しておきましょう。
掃除が大変になる
シーリングファンは高い位置に設置されることが多いため、ファンに溜まったホコリを掃除するには、脚立を使ったり、高い位置に届く掃除道具を購入したりする必要があります。
また、インテリアとしての機能もあることから、ホコリを溜まったままにすると悪目立ちしてしまいます。
一定の天井高が必要
シーリングファンを設置するには、吹き抜けのように一定の天井高が必要となります。低い天井に設置しても、空気の循環や冷暖房効率アップなど本来の効果を発揮できません。
まとめ
シーリングファンのメリット、デメリットについて解説しました。
シーリングファンを設置するときは、現状の天井高で設置できるか、お部屋の雰囲気に合ったデザインはどれか、施工実績の豊富な業者に相談しましょう。