ReoLabo/株式会社 住環境ジャパン

株式会社住環境ジャパン

常務取締役深見 栄太ふかみ ひでひろ

好みの家づくりをリーズナブルに実現する定額制のワンストップリノベーションは最良の物件を提供できる仕組み。新築はもちろん、既成の中古住宅再販も超えて、今後の住宅の買い方の主流になってくるでしょう。

リフォーム・リノベーションはもとより、不動産再生や買取再販などの事業を幅広く展開している住環境ジャパン。住宅環境全般の向上に尽くそうというメッセージが伝わる社名の通り、定額制のワンストップリノベーションでユーザー好みの家づくりをリーズナブルに実現しています。常務取締役の深見栄太氏とリフォーム・リノベーション部部長の坂田敏典氏に、顧客満足度を重視したサービスや今後のブランド戦略などをお聞きしました。

monocla株式会社 代表取締役

那須 岳志なす たけし

「住宅リフォームが必要な時代がくる」 70年代に言い当てた驚きの先見性

最初に、創業の経緯を教えてください。(那須)

深見

創業したのは1979年3月です。その頃の住宅市場は新築が当たり前という時代でしたが、創業者である父(深見榮司氏)は「こういう状況が将来、何十年も続くわけがない」と予測していました。
当時はまだ、リノベーションはもちろん、リフォームという言葉もなく、増改築と言っていた時代です。しかし、そうした時代から「今つくられている住宅のリフォームや再生が必要になる時代がくる」という見通しに立って事業を行ってきました。

御社の社名からは、環境問題などに真摯に取り組まれているという姿勢を感じます。社名に込められた思いなどをお聞かせいただけますでしょうか。(那須)

深見

創業時は日本住宅サービス株式会社という社名で、1軒ずつ施工内容が異なるリフォームの仕事はサービス業であるという考え方を持っていました。1990年に株式会社シンケンとなり、2004年に現在の住環境ジャパンに変更した経緯があります。
現社名に込められたのは「住環境関連の会社として日本一になろう」という思い。
シンケン時代から太陽光発電やオール電化、蓄電池など住まいのエネルギーに関わる住宅環境設備を強化してきましたが、現社名にはリフォーム・リノベーション、不動産再生事業を含めた住環境分野の向上に一貫して取り組んでいることが分かるようにしようという思いが込められています。また、どんなビジネスも環境問題に目を向けていかなければ永続的な事業の発展はないという状況に対しても、この社名で目標を明確にしたというところです。

定額制のワンストップリノベ 好みの家をリーズナブルに

御社の特徴であるワンストップリノベーションの強みをお聞かせください。(那須)

深見

まず、当社が事業の柱として考えているのは3つ。1つはリフォーム・リノベーション、もう1つは住宅の環境設備、そしてもう1つが不動産再生で、そこで特に力を入れているのがまさにワンストップリノベーションです。
中古住宅を買ったお客様と一緒に設計を行い、施工してお引渡しするもので、間取りやデザインなど自分好みの住宅をつくれることから満足度が非常に高いのが特徴です。当社の場合、業種の異なる不動産業界、不動産仲介業界、設計事務所、建築請負会社を1つにまとめるノウハウを持っていたことから、一切の窓口と対応を自社だけで賄う仕組みをつくることができました。
さらに、当社の最大の強みは定額制のワンストップリノベーションです。お客様にセレクトしていただくデザインはプロが厳選したもので、コンセプトやターゲットが比較的明確になっています。このため、完成後のイメージを描きやすく、平米当たりの費用も定額なので予算を立てやすいのです。お客様の負担をなるべく軽減するため、打ち合せもシンプルかつシステマチックに進めるようにしています。
好みの家づくりをリーズナブルに実現できる定額制のワンストップリノベーションは最良の物件を提供できる仕組みですから、新築はもちろん、既成の中古住宅の再販も超えて、今後の住宅の買い方の主流になってくるでしょう。

ワンストップリノベーションの認知度アップに向けた取り組みもされているのでしょうか。(那須)

深見

「リノベーションの難しさの最大の要因は何ですか?」と問われれたとき、通常の商品と比べて一番大きい違いは買うものを手に取って見ることができないということです。例えば車も料理も、お金を払う前に完成品を見たり触ったりできますが、リノベーションはプレゼンテーションなどで「こういったものをつくります」という約束しかできません。
こうした状況で、できるだけ素材に触れられる場所を提供していくために活用しているのが、自社で手掛けている不動産再生の物件です。つまり、それらの物件に最も期待しているのは、リノベーションのモデルルームとしての役割です。そうしたモデルルームをつくって見せていくことによって商品を実感していただく機会が広まれば、ワンストップリノベーションも必然的に広まっていくと考えています。

顧客満足度の向上へ 「分かりやすさ」を徹底追求

ワンストップを含めたリノベーションの認知度アップに向けても、シンプルで透明性の高い定額制が果たす役割は大きいのではないでしょうか。(那須)

坂田

定額制で目指すところは「分かりやすさ」の追求だと思っています。
その意味は2つあり、1つはお客様にとっての分かりやすさです。世の中でリノベーションの認知度が高まっていると言っても「リノベーションとは何?」という分かりやすさの部分ではまだまだでしょう。そうした分かりづらさが結局、新築やリノベーション済み物件といった完成されているもの以外に目が向けられない状況につながっていると思っていますので「本当は分かりやすいんですよ」ということを伝えるのが、われわれの大きな役割と考えています。
もう1つは、社員にとっての分かりやすさ。建築はつくる側にとっても複雑で、すべてのことを分かりやすくすることが住宅のクオリティーや顧客満足度の向上につながります。もちろん、お客様の満足は社員の満足にもなると思っていますので、これら2つの意味から定額制を通した分かりやすさを追求することがとても重要と位置付けています。

リフォーム・リノベーション部 部長

坂田 敏典さかた としのり

顧客満足度を重視されている中、お客様とのコミュニケーションで特に気を付けている点はございますでしょうか。(那須)

坂田

すべてにおいて気を付けているのは、やはり「分かりやすく」ということです。お客様との最初の接点となるホームページで展開している「物件+総予算シミュレーション」「360°バーチャル内見ツアー」も、分かりやすさを意識した取り組みです。
シミュレーションに関して言えば、仲介手数料を計算する手間すら省く形で総費用をイメージできるのは定額制を取り入れていなければ絶対にできないことで、当社の強みの1つとしてやらせていただいています。
また、実際の施工事例を360°バーチャルで体験できる内見ツアーも営業ツールとして使うことで、建材や素材の実物を一目で見られる分かりやすさを実現していると思います。
例えば、お客様との打ち合わせの際に「ラワンって何ですか」と聞かれたとしても、実物がなければ「こういう印象になります」とお見せするのは困難です。そのためのモデルルームがあるわけではないので、視覚的に説明できるバーチャル内見ツアーが役立っています。 その他、打ち合わせの方法や書類作成に関しても、常に分かりやすさを心掛けています。

斬新で魅力的な定額制リノベ商品を開発 ラインナップ拡充にも全力

定額制の魅力を高める6種類の商品の特徴について、ご説明いただければと思います。(那須)

坂田

分かりやすいものを積極的にラインナップしていくのも、われわれの使命です。例えば、第6弾の商品「kahen(カヘン)」は、見せる収納による間仕切りで「衣替えをするように気軽に間取りを変えてみませんか」というのがコンセプト。「明日友達が来るから間取りを変えようか」といったことが簡単にできるようになります。
家族構成の変化や世の中の多様な価値観に対応する商品で、定額制リノベーションの1つの集大成として展開できればと考えています。

今後の戦略については、どのようにお考えでしょうか。(那須)

深見

ワンストップリノベーションを広めていく上で、定額制というのがわれわれにとっての武器です。このため、近いうちに定額制リノベーション商品を10種類程度まで増やす予定です。
十人十色という言葉がありますが、それくらいの商品群を用意できれば、お客様の心にどれかは留まるはずです。それぞれ魅力と特徴のある定額制リノベーション商品を開発していきたいと考えています。

※定額制リノベーションサービスの第7弾『MADE BY ARCHITECT』を2020年2月より発売開始
MADE BY ARCHITECT プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/202818
MADE BY ARCHITECT 公式サイト
https://www.madebyarchitect.jp

~『MADE BY ARCHITECT』~
施工依頼者に有能な建築家を紹介し、自分に合った間取りや好きなデザインを建築家と相談し自由につくることができる設計・施工費込みの定額制リノベーション。

最後に、monoclaへのご期待やご意見がございましたら、ぜひお聞かせください。(那須)

深見

都内の新築マンションの平均価格が8,000万円台にまで上昇したと言われる中、これからの住宅市場は中古住宅を購入してのリノベーションが中心になるでしょう。一方、現在流通している中古住宅は既成の再販物件が大半を占めています。その理由は、単に既成の再販物件を購入するより自ら住宅をつくった方がライフスタイルにマッチする上にリーズナブルですよ、という当たり前の事実が世の中に伝わっていないからに他なりません。
メディア関係の皆様には、こうしたリノベーションが当たり前にできる仕組みが出始めたということを共通認識として世の中に知らしめてもらえれば、うれしく思います。また、一口にリノベーションと言っても、その考え方や方法、仕組みはさまざまです。それらの違いをお客様にいかに分かりやすく伝えるか、われわれも努力しなければなりませんが、メディアでも紹介されるようになると、より面白いのだろうなと思います。

株式会社住環境ジャパン 常務取締役

深見 栄太ふかみ ひでひろ

最初はインテリア関連会社に就職。その後、住環境ジャパン(旧株式会社シンケン)に入社。その3年後、会社の役員に就任。
その後、請負側の目線を知るべく30歳で住環境ジャパンを退社し、不動産会社でアセットマネジメント業務を主に行う。リーマンショックの影響を受け、34歳の時に不動産会社を退社、住環境ジャパンに役員として戻り、現在に至る。

ReoLabo/株式会社 住環境ジャパン

  • 本拠地 158-0097 東京都 世田谷区 用賀2-29-24
  • 休業日 無し
  • 担当 坂田 敏典
  • 対応エリア
    • 埼玉県
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  • ここが強み! ワンストップサービスとW定額でリノベーション工事の煩わしい手間と無駄なコストを省く事ができるのがReoLaboの最大の魅力です。
  • 保有免許 ● 建設業登録番号 : 東京都知事許可(特-29)第141535号
    ● 建設業登録番号 : 東京都知事許可(般-27)第141535号
    ● 建設業登録番号 : 東京都知事許可(般-30)第141535号
    ● 一級建築士事務所登録番号 : 東京都知事第47867号
    ● 宅地建物取引業者免許番号 : 東京都知事(4)第83120号
  • 住宅瑕疵担保責任保険 加入済み
  • その他加入保険 リフォームかし保険
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