リノベーション・アートの未来について/SHUKEN Re×monocla対談

一般住宅にミューラル(壁画)を取り入れる取り組みを始めたmonoclaですが、今回は実際に現場でリノベーションを施工している事業者であるSHUKEN Re(本社:千葉県浦安市、代表取締役 新井泰平)と弊社代表の山田が住宅にミューラルを取り入れるということについて対談した模様をお伝えいたします。

※この事例は合成写真です。

一般住宅にミューラル(壁画)を取り入れるプロジェクトについて

この対談はWebミーティングで行われております。

右下:株式会社SHUKEN Re マーケティング部 部長 山口裕子
左上:株式会社SHUKEN Re マーケティング部 マーケティング企画管理 齋藤美和
左下:株式会社SHUKEN Re マーケティング部 howzlife企画管理 小林史弥
右上:monocla株式会社 代表取締役社長 山田真史

リノベーションと親和性が高いアート事業に共感

山田
本日はどうぞよろしくお願いいたします。まず初めに、御社の事業概要をお聞かせください。

小林
千葉県浦安市が本拠地で、東京都、千葉県、神奈川県を施工エリアとして住宅リノベーションをご提案しています。もともとは千葉県で店舗やオフィスの設計・内装・施工を手掛ける株式会社秀建のリフォーム部として歩み始め、2018年に分社化しました。

都内世田谷区に支店があり、中古住宅探しからリノベーションまでのワンストップサービスを担う「howzlife」(都内渋谷区恵比寿)と合わせ、3拠点で事業を展開しています。間取り変更や配管の新設・交換などを伴うフルリノベーションが主なサービスで、この20年間で8,000件超の自社施工実績を誇る技術力が売りです。さらに、グループ会社には家具工場があるので、造作家具を含めたプランもご提案しています。

お客様のご希望・ご理想を実現するための体制が整っており、アフターサービスも万全です。また、最近のトピックスとしては、法人企業様向けの「一棟リノベーション」事業を立ち上げ、活動の幅を広げています。

山田
ありがとうございます。このたび、弊社が始めた一般住宅にミューラルを取り入れるといったアート事業にご参画いただけることとなりましたが、どのような点に興味を持たれたのですか。

小林
最初にお話をいただいた際、アート事業を「素晴らしい」と感じた点は主に2つあります。

1つは、自らの内面にあるものを表現して形にするという過程において、アートとリノベーションの親和性はすごく高いということです。弊社のお客様の多くはオーダーメイドのフルリノベーションを選ばれていますが、その理由は空間デザインやインテリアへのこだわりを通した自己実現に価値を見いだしているからに他なりません。

アートは生活に必要不可欠なものではないかもしれませんが、身近にあることで心が豊かになり、日々の生活の活力も生まれます。だからこそ、アート事業に参画すれば、お客様に新たな住まいづくりの選択肢を提示できると考えました。

さらに、リノベーションからアートへ、アートからリノベーションへというように、双方の分野を入り口としたお客様の価値観の広がりにも期待しています。

山田
おっしゃる通りでして、私も事業を考える際にまずリノベーションを望む人とアートを取り入れたいと考える人の思考性が似ていると考えました。結果、御社のように考えてくれることでこの考えは間違っていないと考えることができました。

素晴らしいと感じていただいたもう1つはどういった点でしょうか?

暮らしを彩り、心を豊かにする文化を育てたい

小林
もう1つは、我々のあるべき姿と照らし合わせたときに、アート事業を「面白い取り組みだ」と感じたということです。暮らしの中にアートを取り入れる文化を育てることは、一企業として社会貢献にもなると考えました。

新型コロナウイルスの影響でリモートワークや「おうち時間」などが浸透する中、個人的に価値を感じられるものや内面に向き合った表現が求められるのであれば、アートを融合させたリノベーションはもっと浸透するでしょう。創作する側の人も増えると思いますので、住宅の中にアートがあるのが当たり前になれば、作品の受け皿になります。
そうして新たな文化をつくっていくのは純粋に面白そうなので、とても楽しみですね。

山田
今回の住宅×ミューラルの取組みを「面白い」と感じてくださるお客様も、たくさんいるのではないかと思います。

小林
国内では「アートは敷居が高い」と敬遠されがちですが、絵画や音楽は身近にあって精神的な安らぎを与えてくれる存在です。
それに気付いてもらうことさえできれば、必ず求められるようになると確信しています。

山田
リノベーションをされる方には、例えば壁に絵を描くということに新しい価値を感じて心が豊かになるという原体験を提供できるかもしれません。
一方、アーティストの皆様にも、リノベーションという住まいづくりの場を活かせるということを、もっと意識していただけるようになるといいですよね。

小林
アートもリノベーションも、具体的にどんなことをするのかが分からなければ、暮らしの中に活かしにくいのではないかと思います。
それをこちらから説明、提示させていただくことで、お客様の選択肢を増やせるのなら、それが1つの価値になるのではないでしょうか。
そういった意味で、今回のプロジェクトは非常に意義があると考えています。

好みの感覚を大切にする住まいづくりにマッチ

山田
今回のプロジェクトは、どのようなユーザー層のニーズが高いと考えてらっしゃいますか。

齋藤
リノベーションをされたい方は、空間デザインやインテリアに強い興味をお持ちです。

既成のものを購入するのではなく、「自分だけの家を造りたい」という場合が多いので、自分の好みのアートを取り込むというのも、お客様の心に響きやすいのではないかと思います。

山田
ちなみに、御社のお客様ならではの特徴というのはあるのでしょうか。

小林
「こういう環境で暮らしたい」という願望は、「自分はどうありたいのか」という考え方にもつながると思います。そのような意識をお持ちのお客様が多いですね。

齋藤
「新築より安いから」というよりは、「お金を出してでも自分の暮らし方、価値観に合う家に住みたい」というお客様が目立ちますね。

山田
お客様から、絵画などを飾るのに適した住まいづくりの相談を受けたことはございますか。

山口
お客様にとってお気に入りの絵が、ひときわ映えるような壁をプランニングしたことはあります。そういうお客様は、やはりおしゃれでセンスのある方が多い印象です。

山田
ぜひ、そういう方々に今回のプロジェクトを知っていただきたいですね。

齋藤
アート事業のお話をうかがったときは、本当にワクワクしました。
弊社は「ドラマチックリノベーション」というコンセプトを掲げていますが、リノベーションも感覚的な要素が大事です。アートとの組み合わせは、お客様が望まれる住まいづくりにマッチすると思いますね。

SHUKEN Re 公式サイト

言語化しにくい自分らしさをアートで表現

山田
ご提案させていただいた側からすると、事業者の皆様がワクワクしてくださるのは非常にうれしいですね。
ちなみに一般住宅では、どんな形のアートが受け入れられそうだと考えてらっしゃいますか。

山口
家というのは最大の自己表現の場なので、そこを訪れただけで住まわれている方の趣味や思想などが伝わってくるものです。
会話や文章で自分を表現するのが苦手な方でも、アートを使えば自由に個性を表現できます。自分がプランナーだとしたら、玄関やリビングなどよく目につくスペースに配置したいですね。

山田
何らかの方法で自己表現をしたいという人に、アートは喜ばれそうですよね。

小林
言語化しにくいものを代弁できるのがアートの良さだと思います。形にならないまま蓄積されていた自分らしさを存分に表現できるのは、本当に素晴らしいことではないでしょうか。

齋藤
寝室の枕元、ベッドのヘッドボード奥の壁にアートを飾り、就寝前と起床時に眺めるのもいいですね。ミューラル(壁画)でしかできないこととしては、天井を使うのもありだと思います。

小林
「自分はこう生きてきた」という過去、「今の自分はこうだ」という現在、あるいは「こうありたい」という未来をアートで表現するのも興味深いですね。

また、それぞれの人、家族には大切にしているテーマがあると思います。
例えば、自分に言い聞かせたい言葉であればトイレの中にペイントするとか、テーマによってアートを配置する場所も決まってくるでしょう。
ただ、壁に絵を描いたとしても、いつでも好きなように作り変えることができます。そういう意味でも、アートを気軽に取り込んでいただきたいですね。

アートの活用を支援し、育っていく家とつながり続けたい

山田
ミューラルの最大の長所は自由であること。場所を問わず、描きたいものを描けますから。ライフスタイルの変化などに合わせて描き直すのも楽しいと思います。

小林
まさに、オーダーメイドですよね。

山口
その家にお住まいの方も創作に関われるよう、ミューラルの描き方教室を企画するのも面白いかもしれません。

齋藤
家族の手形や子どもたちの身長の変化を、部屋の壁にDIYで記録しているお客様もいらっしゃいます。アーティストが描いてくれたミューラルの近くに、そうした思い出を残すというのもいいのではないでしょうか。

山田
素敵なアイデアですね。リノベーションとアートの融合の先に見据えてらっしゃる長期的な展望がございましたら、ぜひお聞かせください。

山口
お客様とのお付き合いはフルリノベーションをしたら終わりというのではなく、その後何年間も続けさせていただきたいと思っています。

メンテナンスや保証の面ばかりではなく、年月を経て「この家をこう変えていきたい」という願望が出てきたとき、それを叶える手法の1つとしてアートを活用するお手伝いができたらいいですね。
フルリノベーションをした後も育っていく家とのつながりを持ち続けることができたら、こんなにうれしいことはありません。

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