カウンターキッチンのリフォームを行う際には、失敗しないための注意点を知ることが肝心となります。 よくある失敗例と対策を紹介しますので、カウンターキッチンのリフォームを行う前にポイントを確認しておきましょう。
カウンターキッチンのリフォーム前には注意点を知ることも必要
対面式のカウンターキッチンへのリフォームは、リビングとの距離を縮めて作業効率を高めるなどのメリットがあります。
一方で、リフォーム時に必要な準備が整っていないと、納得のいかないカウンターキッチンが出来上がってしまう可能性もあります。
カウンターキッチンのリフォームにおける失敗例は決して少なくなく、たとえば以下のようなものが挙げられます。
・作業スペースが小さくなってしまった
・動線が狭く移動しづらい
・カウンターの高さが身長と合っていない
・使わない設備が多い
・リビングから丸見えで生活感が出てしまう。来客時に困る
こういった失敗は、日常的な利用の中でストレスや体への負担を生み出す原因になります。
失敗しないための注意点をリフォーム前に把握し、理想のカウンターキッチンを作るための対策を取る必要があります。
リフォームをする前に確認すべき注意点とは?
カウンターキッチンのリフォーム前に確認すべき注意点は、以下のようなポイントに分かれます。
何を設置するのかを事前に考えておく
カウンターキッチンの作業スペースを確保するために、事前に何を設置すべきか決めておくのがポイントです。
ゴミ箱、食洗機、レンジ、食器棚など、普段から使うものをリストアップしましょう。 それらのアイテムを置くことを前提に作業スペースを考える必要があります。
設置するものを決めることは、移動スペースの確保にもつながります。カウンターキッチン内に置くものを考慮した上で、楽に動き回れる空間を作るのがリフォームの理想です。通路のスペースは90cm前後を目安にすると、余裕のある使い方ができます。
カウンターキッチンを1番使う人に合わせて設計する
カウンターキッチンの高さや広さはその家で1番キッチンを使う人に合わせます。 カウンターの高さは使う人の「身長÷2+5センチ」を目安に考えると、ちょうど良い使いやすさになるとされています。
家族全員の使いやすさより、もっとも料理をする人に合わせることで、ストレスや身体への負担を取り除くことができます。
優先順位の低いものは削減も検討する
カウンターキッチンのリフォーム時には、優先順位をつけて下位のものは削減することもポイントです。
あれもこれもと付け加えると、予算が膨らむだけでなく多機能すぎるがゆえの使いづらさが出てきます。
リフォームの際には使う姿をシミュレートして、「自分はこれを使わないだろうな」と思える部分を大胆に削減することも考えてみてください。
まとめ:カウンターキッチンのリフォームは事前の対策が重要!
上記のような注意点を把握した上で依頼することが、本当に自分に合ったカウンターキッチンを作ることにつながります。
リフォームのときにはこちらを参考に、何を考えてカウンターキッチンを設計するべきかを確認しておきましょう。