子供部屋を「間仕切り」するメリット・デメリットや手軽な方法を解説

注文住宅を施工するとき、将来的に子供用に予定している2部屋のスペースを確保しておき、子供が小学生~中学生になる頃に、間仕切りを作って子供部屋にするという選択をされる方が増えています。今回は、子供部屋の間仕切りについて解説します。

家を建てるときに将来のライフプランと合わせて検討しなければならないことのひとつに、子供部屋の設置があります。

子供が小さい頃はパパやママと一緒の部屋で良くても、成長すると自分だけの空間が欲しくなるものです。

そんなときに、部屋の一画を間仕切りして、子供部屋とする方法が便利でコストを抑えることもできます。

将来的に子供部屋を間仕切りで区切るケースが増えている

注文住宅を施工するとき、将来的に子供用に予定している2部屋のスペースを確保しておき、子供が小学生~中学生になる頃に、間仕切りを作って子供部屋にするという選択をされる方が増えています。

将来的に子供部屋を仕切る場合のメリット・デメリットを考えてみましょう。

将来的に子供部屋に間仕切りを作るメリット

施工時に間仕切りを作らず、将来的に子供部屋として間仕切りを作るメリットとしては、以下のことが考えられます。

  • 初期費用を抑えられる
  • 部屋を広く使える

部屋の大きさにもよりますが、子供部屋に間仕切りを作る場合、およそ10万円~20万円程度の費用が発生します。

施工時に壁を作らないということは、その分の費用が浮くため、初期費用が抑えられます。

また、子供部屋に間仕切りを設置するまでは2部屋分のスペースを広く使えるので、キッズスペースとしてはもちろん、祖母・祖父やお客様などの来客に合わせてゲストルームとしても活用できます。

将来的に子供部屋に間仕切りを作るデメリット

将来的に子供部屋として間仕切りを作るデメリットとしては、以下のことが考えられます。

  • 間仕切り設置の工事費用が発生する
  • エアコンの追加工事が発生する

当然ながら、子供部屋用に間仕切りを設置する際は、その工事費用がかかります。

間仕切りの設置にかかる工事費用の目安は、部屋の広さにもよりますが、おおよそ10万円~20万円です。

さらに、子供部屋の空調として、エアコンをもう一台設置する必要が出てきます。

エアコン本体の価格は4万円~7万円で、取り付け費用は、事業者によっても変わってきますが、標準的な工事内容であれば1万円~1.5万円ほどです。

子供部屋の仕切りのリフォーム例

子供部屋を壁で仕切る方法以外に、以下の方法でも簡単かつローコストで仕切りを作ることができます。

アコーディオンカーテンの設置

アコーディオンカーテンは、DIYで取り付けることができるため、比較的低コストで部屋を間仕切りすることができます。

天井に吊りパイプを取り付ける方法であれば、天井とカーテンレールに空間ができるため、照明の光が遮られることなく、間仕切りしたことによる圧迫感もあまり感じません。

グレードにもよりますが、アコーディオンカーテン本体の価格は5,000円~5万円程度、取り付け費用は、専門業者に依頼した場合でも1万円以内で済みます。

パネルドアの設置

パネルドアとは、木目調のパネルをつなげた折りたたみ式の扉のことです。

見た目におしゃれで、半透明のガラス張りタイプのものもあるため、採光性に優れた部屋の間仕切りとして利用できます。

パネルドア本体は1万円~5万点程度で、取り付け費用は2万円~4万円が目安です。

突っ張り棒とカーテンの設置

もっとも簡単に子供部屋を間仕切りする方法が、突っ張り棒を渡してカーテンを設置する方法です。

カーテン本体と設置費用を合わせても5,000円~1万円程度で済み、カーテンの色次第で部屋の雰囲気を変えることもできます。

カーテン本体はグレードや機能によりますが、安いものであれば2,000円程度で購入できるでしょう。

まとめ

子供部屋の間仕切りについて解説しました。

家を建てる際に最初から子供部屋を仕切っておくか、将来的に仕切るか、悩ましい問題ですが、本記事を参考に、かかる費用やメリット・デメリットを踏まえ、十分にご検討ください。

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