目隠しと防犯を両立させるフェンスにはさまざまな種類があり、リフォームにかかる費用も異なります。今回は家の外構にフェンスを設置するメリットや、代表的な住宅用フェンスの種類、リフォームにかかる費用を解説します。
住宅密集地や道路に面した家は、外からの視線を遮断したり防犯対策を目的として外構にフェンスを取り付けるケースが多いです。
目隠しと防犯を両立させるフェンスにはさまざまな種類があり、リフォームにかかる費用も異なります。
今回は家の外構にフェンスを設置するメリットや、代表的な住宅用フェンスの種類、リフォームにかかる費用を解説します。
外構にフェンスを設置するメリット
フェンスを設置することによるメリットの最たるものは、目隠しと防犯効果があることです。
家の中のプライバシーが確保されるため、日中にカーテンを開放しても安心して過ごせるでしょう。
さらに、デザイン面にもこだわると、家の雰囲気を変えることができます。
たとえば、アルミ製フェンスであれば、豊富なデザインの中から家の雰囲気に合ったものが見つかるでしょう。ウッドフェンスであれば自然の風合いが感じられる家になります。
外構フェンスの種類とリフォームの費用の相場
代表的な外構フェンスの種類と、それぞれの設置にかかる費用をご紹介します。
アルミ製フェンスのリフォーム費用の相場
アルミ製フェンスの本体価格 | 1枚あたり5,000円~5万円 |
フェンスの設置費用 | 1枚あたり5,000円~6,000円 |
基礎工事 | 1ヶ所あたり3万円~4万円 |
アルミ製フェンスはコストパフォーマンスと耐久性に優れ、デザインのバリエーションも豊富です。高級感のあるアルミ素材の場合は、1mあたり5万円以上するものもあります。
新たに設置する場合や交換する場合も、必ず支柱の埋め込みの基礎工事が必要となります。既存の基礎が残っていても、経年によって腐食や劣化のおそれがあるため、必ず基礎工事を行います。
ウッドフェンスのリフォーム費用の相場
ウッドフェンスの本体価格 | 1枚あたり4,500円~3万円 |
フェンスの設置費用 | 1枚あたり5,000円~6,000円 |
ウッドフェンスは、庭のガーデニングやレンガやタイルづくりの外構とも相性が良いため、美観を損ねることがありません。
大量生産のものは比較的安い価格で購入できますが、天然木の高級品になると3万円以上かかる場合があります。
住宅用のウッドフェンスは基礎工事が必要ないものが多いため、比較的容易に設置することができます。
まとめ
外構フェンスのメリットと、アルミ製フェンス・ウッドフェンスのリフォームにかかる費用の相場を解説しました。
フェンスの目的は主に目隠しと防犯対策ですが、家の美観にも関わる以上、デザイン性も重視したいものです。
リフォームを検討する際は、実用的な面とデザイン面を両立させた提案をしてくれる施工業者を選びましょう。