室内ドアの建付けが悪くなったり、経年で色あせたりした場合は、交換や塗装が必要なタイミングかもしれません。今回は室内ドアの交換や塗装が必要なタイミングについて、またリフォームにかかる費用の相場も解説します。
室内ドアの建付けが悪くなったり、経年で色あせたりした場合は、交換や塗装が必要なタイミングかもしれません。
今回は室内ドアの交換や塗装が必要なタイミングについて、またリフォームにかかる費用の相場も解説します。
ドアの交換が必要なタイミング
室内ドアはおもにLVL材や集成材を基礎として、表面に合板を貼り、木目調のシートを貼り合せた扉が使用されています。
耐用年数は15年~20年程度で、開け閉めの回数が多いドアほど早く劣化します。
蝶番や部品を交換しても不具合が改善されない場合や、建付けが悪くなって開閉に支障をきたしている場合は、すぐに交換するようにしましょう。
ドアの交換にかかる費用の相場
ドア本体のみを交換する場合と、ドア本体と一緒にドア枠も交換する場合とで費用の相場が異なります。
ドア本体のみ交換する
ドア枠はそのままで、ドア本体のみを交換する場合は、「ドアの本体価格+施工費用」がかかります。
標準仕様のドア本体は2万円~5万円ほどですが、ガラス付きドアや防音ドアになると、5万円~20万円する製品もあります。
ドア本体+施工費用の合計は、5万円~22万円が相場です。
ドア本体とドア枠を交換する
既存のドア枠に既製品のドアが取り付けられない場合や、ドア枠とドア本体の色や素材があまりに違う場合は、ドア本体とドア枠の交換をおすすめします。
ただし、ドア枠を交換する際には、周囲の壁クロスの張り替えの費用が上乗せされます。
ドアと一緒にドア枠を交換した場合の費用は、10万円~27万円が相場です。
ドアの塗装が必要なタイミング
室内ドアが色あせてしまったときや塗装が剥がれてしまったとき、またはお部屋の雰囲気に合わせて色を変えたいときは、ドアの塗装を検討してみましょう。
室内ドアの塗装は業者に依頼すると確実ですが、周囲が汚れないようにしっかりと養生をすれば、DIYでも意外と簡単にできます。
ドアの塗装にかかる費用の相場
ドアの塗装にかかる費用の相場を、DIYで塗装する場合と、業者に依頼して塗装する場合とで解説します。
DIYで塗装する
塗装に使用する道具がない場合は、ホームセンターや通販サイトで購入しましょう。
以下のような道具が必要となります。
- プライマー(下地材)
- ローラー
- 刷毛
- バケット
- 水性ペンキ
- マスキングテープ
- 養生シート
- ドライバー
- ポリエチレン手袋
以上の道具は5,000円~1万円ほどで揃えられます。
ドア塗装は二度塗りが必須です。また、周囲に塗料が移らないよう、しっかりと養生してから行いましょう。
業者に依頼して塗装する
業者に依頼して塗装する場合の費用の相場は、1枚あたり1万円~3万円ほどです。室内の複数のドアを一度に塗装すると、1枚あたりの費用が安く抑えられます。
まとめ
ドアの交換や塗装のタイミング、費用の相場をご紹介しました。
リフォームに失敗しないためには、実績の豊富な施工業者に依頼することが重要です。できれば複数の業者に見積もりを依頼して、費用やプランを比較検討しましょう。