新型コロナウイルス感染予防となるリフォームに注目が集まっています。とくに水回りは手洗い・うがい、換気を行う場所として、常に清潔さを維持したいものです。今回は、新型コロナウイルス感染症対策となる水回りのリフォーム例をご紹介します。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、感染を予防しながら日常生活を送る「withコロナ」という考え方が広まっています。それはリフォームにおいても例外ではありません。
2020年7月にTOTO(株)が行った「コロナ禍における生活意識と行動に関する実態調査」によると、コロナ禍における水回りに欲しい設備として、「自動」や「除菌」に関するリフォームの需要が高まっていることが明らかとなりました。
今回は、新型コロナウイルス感染症対策となる水回りのリフォーム例をご紹介します。
キッチン・トイレのタッチレス水栓
コロナ禍では手洗い・うがいが重要ですが、水回りがウイルスや細菌の繁殖しやすい環境では十分な対策とは言えません。
タッチレス水栓は器具に触れることなく、手を差し出すだけで水の出し止めができるため衛生的です。また洗面器まわりが汚れにくいため、清潔な空間を維持することができます。
水の止め忘れや流しっぱなしを防ぐだけでなく、通常の水栓よりも低流量の節水タイプもあります。
キッチンの自動洗浄機能付き換気扇
毎日使うキッチンのなかでも、換気扇はとくに汚れやすい場所です。半年に1回、もしくは1年に1回の換気扇の掃除が億劫という方も多いのではないでしょうか?
またコロナ禍においては、室内の換気のために、24時間換気扇を回しているというご家庭も多いことでしょう。
キッチンの換気扇を自動洗浄機付き換気扇に交換すると、ファンが自動で掃除を行うため、面倒な換気扇の掃除が10年に1回で済みます。
セカンド洗面
洗面所が家に1ヶ所しかなく、しかも玄関から遠い場合、そこまでの間に外からウイルスや細菌を持ち込んでいることになります。
そこで、玄関に近い場所に「セカンド洗面」を設けることにより、家にウイルスや細菌を持ち込ませないよう対策ができます。
お子さんのいらっしゃるご家庭であれば、帰宅してからの手洗い・うがいの習慣付けもできるでしょう。
まとめ
コロナ対策におすすめの水回りのリフォームをご紹介しました。
今回ご紹介したリフォーム例は、コロナ禍にある現在はもちろん、コロナが収束した後も、感染予防や家事負担の軽減などに役立ちます。
水回りのリフォームを検討されるときは、水回りはもちろん、排水管工事の実績も豊富な施工業者に相談しましょう。
なるべく複数の施工業者に見積もりを依頼して、費用やプランを比較検討することが、理想に近いリフォームを実現させるコツです。