寝室に風水の要素を取り入れるときは、ベッドの位置や、シーツやカーテンの色などインテリアを工夫して、リラックスして過ごせる空間づくりに努めましょう。今回は風水における寝室に取り入れたい「方角」と「色」の組み合わせついて解説します。

寝室は日々の疲れを癒やし、新しい活力を取り込む場所です。風水の考えでは、寝室には静かでリラックスできる「陰の気」を取り込みつつ、明日への活力となる「陽の気」とのバランスを取ることが望ましいとされています。
寝室に風水の要素を取り入れるときは、ベッドの位置や、シーツやカーテンの色などインテリアを工夫して、リラックスして過ごせる空間づくりに努めましょう。
今回は風水における寝室に取り入れたい「方角」と「色」の組み合わせについて解説します。
寝室における重要な風水アイテムは「ベッド」
寝室における重要な風水アイテムはベッドです。ベッドの位置によって良い運気を呼び込むか、運気を逃してしまうかが決まってしまいます。
風水においては、ドアは「気の流れが激しい場所」です。そのため、ベッドはドアの対角線に置くことがもっとも良いレイアウトとされています。
逆にドアの直線上にベッドを置くと、悪い気の影響を受けやすくなります。対策としては、ヘッドボード付きのベッドにするか、家具を置いてドアからベッドが見えないように工夫しましょう。
同じように、窓も気の流れが激しい場所です。ベッドは窓から離れたところに置きたいところですが、難しい場合はカーテンを二重にしたり、厚めの遮光カーテンにしたりして対策できます。
寝室と相性が良い方角の色
寝室の方角と運気を上げる色の組み合わせは以下のとおりです。
方角 | ラッキーカラー |
北 | ピンク、黄緑 |
北東 | 白、赤 |
東 | 青、薄い水色 |
南東 | オレンジ |
南 | 緑 |
南西 | ラベンダー |
西 | 茶色・ベージュ、クリーム色 |
北西 | アイボリー |
それぞれの方角とラッキーカラーの意味について詳しく見ていきましょう。
北側の寝室は「ピンク、黄緑」
北側の寝室は「水の気」が強い場所です。日中で体に溜まった悪い気を、寝ている間に流してくれる効果があります。また、恋愛運や金運があり、子宝にも恵まれる場所とされています。水の気が強いため、部屋全体に暖色系のカラーを用いると良いでしょう。ピンクは恋愛運を高め、黄緑系の色はリラックス効果と精神安定をもたらします。
北東側の寝室「白、赤」
北東は「鬼門」と呼ばれ、悪い気が溜まりやすい場所ですので、浄化を意味する白を使うと、陰と陽のバランスが保たれます。一方で、北東にある寝室は人との縁に恵まれ、出世する方角ともされています。「火の気」をあらわす赤を取り入れると、健康運や勝負運が上昇します。
東側の寝室「青、薄い水色」
東側の寝室は「木の気」を持っており、仕事運に直結する方角とされています。若い夫婦は家の東側に寝室を配置するのがおすすめです。東側は陽の光が入ってくる場所ですので、オレンジや金色は過労などの悪影響が出てしまいます。ブルーや薄い水色など、冷静さやリラックスの意味がある色を取り入れましょう。
南東側の寝室「オレンジ」
南東側の寝室は、女性が寝起きすると運気を高められる場所とされています。人間関係や人気運がアップするオレンジやピンクを取り入れると、元気で明るい気持ちになります。
南側の寝室「緑」
南側の寝室は「火の気」が強い方角で、人気運が高まり、社交的になります。一方で生活が派手になりやすいため、観葉植物を置いて落ち着きのある部屋にすると良いでしょう。ラッキーカラーは緑で、健康運アップや癒し効果を得られます。
南西側の寝室「ラベンダー」
南西側の寝室は「裏鬼門」にあたる場所です。夫婦の寝室として使うと、家族円満、安定した夫婦関係を築くことができます。ラッキーカラーはラベンダーで、暖色と寒色の中間にあたる色です。健康運や仕事運の上昇に効果があります。
西側の寝室「茶色・ベージュ、クリーム色」
西側は太陽が沈む位置にあるため、リラックスして眠りたい人や、年配の方の寝室におすすめです。おすすめの色は茶色・ベージュ、クリーム色など、安心感や穏やかさを意味する色です。いずれも金運を高める効果があり、ポジティブ思考が得られます。
北西側の寝室「アイボリー」
北西側の寝室は一家の主人に運気をもたらすとされており、仕事運や出世運アップの効果がある方位です。ラッキーカラーのアイボリーには、人からの信頼感が高まる効果があります。また自身を上品にしてくれる効果もあるため、リラックスした気持ちにさせてくれます。
まとめ
寝室は一日の疲れをリセットして、明日の活力を高める場所です。人は1日の3分の1を寝室で過ごすため、その空間の気の流れが悪いと、どれだけ睡眠を取っても疲れが溜まってしまいます。
本記事でご紹介した風水における方角や色の効果を取り入れ、リラックスできて清潔な空間にすることを第一に考えましょう。