マンションを購入してリノベーション!そのメリットと注意点は?

新築マンションの購入を考えつつ、中古マンションを購入して好みに合わせたリノベーションを行うという方法を検討する人が増えています。
まだまだ新築マンションへのあこがれが高いものの、中古マンションへの抵抗感が薄れてきていることもあるでしょう。
どういった人が中古マンションを購入しリノベーションするという方法に向いているのか、メリットと注意点の紹介とあわせてお伝えします。

中古マンションを購入してリノベーションするメリットとは

まずは、中古マンションを購入し、自分でリノベーション工事を行うメリットについて見ていきましょう。

立地や周辺環境のいい物件を手に入れやすくなる

新築物件の分譲数は限定されています。住宅を資産として考えた時、より質の高い資産にするには立地や周辺環境といった要素が非常に重要で、文教地区やもともと地元で人気のある地区にあるマンションとそうでないマンションとでは、同じ床面積や築年数でも価値が変わってきます。

とはいえ、人気のエリアや希望のエリアで、希望に近い条件をもつ新築物件を探すのは至難の業です。駅に近かったり、都心部へのアクセスが良かったり、教育施設や生活に関連した施設がそろっているようなエリアは、物件を探している人が多いですし、見つけたとしても予算オーバーの物件であることも多いのです。

しかし、探す対象を中古マンションまで広げれば、物件数はぐんと増えます。希望のエリアで見つけることがかなり容易になってくるでしょう。

ライフスタイルや家族構成に合わせられる

新築マンションだと、間取りや住宅設備、内装などはすべて決まってしまっているので、入居者が住宅に合わせて暮らす形になります。リノベーションすることはもちろん可能ですが、物件を購入するだけで資金的に精一杯というケースが少なくありません。

対して、中古マンションをリノベーションする場合は、物件自体は安く購入し、ライフスタイルや家族構成に合わせた使い勝手や好みをリノベーションで反映させることができますから、入居者が自分に合った住宅をつくることができるのです。

中古マンションを購入してリノベーションする注意点とは

中古マンションを購入してリノベーションを行う方法はメリットがある一方で、注意しておかなければいけない点もあります。

既存部分の劣化の程度によってはリノベーション工事の費用が上がる

たとえば同じ築年数10年といっても、さまざまな条件によって劣化の程度は異なります。外見上は問題ないように見えても、床や壁を解体してみると壁下地の傷みが大きい、床下に湿気がたまってカビが発生していた、配管の腐食が進んでいるといったダメージが見つかることは珍しくありません。こういったケースでは、既存部分の補修費用が予定よりもプラスになります。

こうしたダメージは解体しないと発見できないため、中古マンションをリノベーションする際の注意点として頭に入れておきましょう。

リノベーション工事に制限がある

マンションは戸建とは違って、玄関ドアやバルコニー、窓サッシなど共有部分である箇所は勝手にリノベーションできません。また、次のような制限が出ることがあります。

  • 共有部分以外にも管理規約によってリノベーション工事が制限される場合がある
  • 柱など完全に内部を撤去できない場合がある
  • 上下階に音の影響が出ないよう床材の変更が禁じられている場合がある。
  • ガスコンロからIHヒーターに交換する場合は電気容量の関係で不可になることがある

中古マンションを購入しリノベーションする方法が向いている人は?

住宅取得の方法のひとつである「中古マンションを購入した後でリノベーション工事を行う」というスタイル。最後に、どういった人がこの方法に向いているのかをまとめました。

住みたいエリアが決まっている

通勤通学が便利、実家が近い、子どもの学区にこだわりたいなどの理由で、住みたいエリアを絞って物件を探している人は、新築物件だけを探していてもなかなか希望に近い物件は見つからないでしょう。特に人気のエリアはすでにマンションが林立していることが多いので、中古マンションまで対象を広げればかなり健闘物件の数が増えるはず。

住宅取得にかかる費用を抑えたい

新築マンションの場合は、契約時期が早ければ設計変更で間取りや内装などを変更することはできますが、新築物件としての購入金額に加えて設計変更の工事費用を払わなければなりません。中古マンションにすれば住宅本体の金額はかなり抑えられるので、その分リノベーション工事の費用にあてられます。

自分の好みに合わせたデザインや使い勝手を反映した住まいにしたい

新築マンションの間取りや住宅設備、内装などは、オプション制度などで選択できる部分もあるものの、対象の商品を制限されています。「こうなっていたらいいのに」と思っていても、標準仕様が決まっているので、こだわりを通すなら結局入居後にリフォームすることになります。それなら金額の安い中古マンションを購入して、リノベーション工事でデザインや使い勝手を工夫したほうが、より自分好みの住まいにすることができるでしょう。

まとめ

日本ではまだまだ新築物件に対するあこがれが強く、価値があるとみなされていますが、中古マンションを購入してリノベーションを行うという方法にもさまざまなメリットがあります。よりライフスタイルや家族構成に合った住まいを手にしたいなら、購入検討の対象を中古マンションにも広げてみてはいかがでしょうか。

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