引っ越しを安く済ませるために、知っておきたい3つの極意


住まいを手に入れても、転勤や帰省で引っ越すことも十分考えられます。突然の引っ越しや料金が高い時期の引っ越しでも、コストを抑えて慌てずに引越しを済ませるために、3つの極意を知っておきましょう。

【その1】突然の引っ越しは「慌てず正確に」がコストを抑える鍵

「突然辞令が出て一週間で引っ越すことになった」「急いで実家に帰省しなければならない」など、ゆっくりと計画をする余裕がない引越しもあります。短期間で行う引っ越しも、コストを抑えることは不可能ではありません。利用できるサービスを駆使して、「慌てず正確に」を意識して準備を進めましょう。

引っ越し業者に焦らず正確に連絡すること

引っ越し業者のスケジュールにもよりますが、一週間前や前日などの直前でも業者を予約することは可能です。ただし、見積もりや現地調査をゆっくりやり取りする暇はないため、引っ越しの詳細は口頭で伝えなくてはなりません。この時、もし電話で伝えた情報が誤っていると、引っ越し当日に荷物がトラックやコンテナに入りきらなかったり搬入出作業に手間取ったりして、追加料金が発生する恐れがあります。

引っ越し業者に電話をかける前には、

  • 運ぶ荷物の量や大きさ(cmなどサイズも測っておく)
  • エレベーターの有無(旧居・新居ともに)
  • 新居の住所
  • 引っ越しの希望日時

などを事前に書き出し、焦らず正確に伝えましょう。

荷物の預かりサービスも検討する

急な引っ越しで新居が決まっておらず、家具や私物の置き場所がない時は、荷物を預かってくれる引っ越し業者やレンタル倉庫などを利用すると良いでしょう。ただし、預かりサービスを利用すると、預かり日数に応じた保管料や、預けた場所から新居までの運搬料も発生します。慌てて申し込んだ結果、予想外の出費が発生しないよう、利用期間や予算をしっかり調べておきましょう。

また、預かりサービスは引っ越し業者ごとに利用条件が異なり、少量の荷物や短期間では利用できないことがあります。あるいは、倉庫が一杯でサービス自体を利用できないケースもありますので、予約前に利用条件をよく確認しておきましょう。

【その2】シーズン中の引っ越し料金は「シーズンの最安値」を目指す

一般的な引っ越しシーズンは、新年度の準備期間にあたる2月から4月中旬までと言われます。また9~10月は新学期が始まり転勤も多いため、春に次ぐ引っ越しシーズンとなっています。その他、大型連休を引越しのタイミングにする人もいるでしょう。

多くの人が引っ越すシーズン中は、引っ越し料金が通常より1.5~2倍ほど高くなります。シーズン中にできるだけ低コストで引っ越しを終えるためには、「シーズン中の最安値」を目指して、引っ越し業者へ早めに連絡することが何よりも重要です。

「シーズン中の最安値」を目指して早めに業者へ連絡を

引っ越しは、業者への連絡が遅くなればなるほど料金が高い日程やプランしか選べなくなってしまいます。引っ越しシーズン中はただでさえ料金が高いため、「割高なプランしか選択しがない」という最悪の状態だけは避けなければなりません。業者への見積もり依頼は、シーズン中でも比較的料金の安いプランが残っているうちに、できるだけ早めに行いましょう。

また、引っ越しでは、以下のようなプランを選ぶと料金が安くなることがあります。

安いプランの例 特徴
フリー便 作業開始時間を指定できない代わりに、時間を指定できるプランよりも料金が安い。
午後便 午前便に比べると料金が安い。ただし午前中に予定されている他の引っ越しが長引くなどして、作業開始時間が遅れやすい。
平日便 土日祝日に比べると料金が安い。

※プランの名称やサービスの内容は引っ越し業者によって異なります

どのプランも、料金が安い代わりに日時の融通が利きにくくなっていますが、業者を早めに予約すれば、ご自身のスケジュールを調整して安いプランを利用できるかもしれません。

【その3】引っ越し作業の発生タイミングを知って余計な支払いを防ぐ

引っ越しに関する作業や手続きの中には、遅れたりやり直しになったりすると、余計な費用が発生するものもあります。

引っ越しに関する支払いを少しでも抑えるためには、

  • 複数の作業を同じ日にまとめて済ませる
  • 期限に遅れずに行う

の2点がポイントです。

引越し作業をまとめて遅れずに済ませるためには、作業を「発生するタイミング」ごとにリストアップしておくと良いでしょう。

引っ越し作業が発生するタイミングは、以下の3つに分けて考えることができます。

  1. 引っ越し前に発生する作業
  2. 引っ越し直前・当日に発生する作業
  3. 引っ越し後に発生する作業

1.引っ越し前に発生する作業

  • 退去の申請(賃貸の場合)
  • 引っ越し業者の予約
  • 電気・水道・ガス・インターネットの解約または移転手続き
  • 住んでいる自治体へ転出・転居の届出
  • 郵便物の転送届提出
  • 荷造り
  • 不用品の処分

引っ越しが決まってすぐに行うべき作業は、住んでいる賃貸物件の退去手続きと、引っ越し業者の予約です。賃貸物件の多くは、退去の1~2カ月前までに大家または管理会社へ連絡するよう契約書で定められています。連絡が遅れると、住んでいない期間の更新料や家賃が発生してしまうため、退去が決まった時点ですぐに連絡しましょう。

2.引っ越し直前・当日に発生する作業

  • 冷蔵庫の電源を切る
  • 新居への移動

荷造りを依頼主側で行う場合は、引っ越し当日までには荷造りをすべて終わらせておきましょう。もし当日までに荷造りが終わっていないと、荷物の搬出が大幅に遅れたり梱包費用が発生したりして、追加料金が発生する恐れがあります。

また、冷蔵庫や洗濯機を運ぶ時は、庫内やホースに溜まった水を抜いておかなければなりません。引っ越しの2日前までには冷蔵庫の中身や洗濯機の周辺を整理して、スムーズに搬出できる状態にしておきましょう。

3.引っ越し後に発生する作業

  • ガスの立ち合い
  • 新しく住む自治体へ転入届の提出(住民票の異動)
  • 各種住所変更

住民票は引っ越しから14日以内には異動しなければ、最高で5万円の罰金を課せられる恐れがありますので、忘れないように手続きをしておきましょう。

おわりに

引越しを低コストで行うためには、慌てず正確に、早めに行動することが大切です。突然の引っ越しやシーズン中の引っ越しでも、引っ越し業者への連絡や賃貸の退去手続き、荷造りなどはできるものから順番に済ませて、追加料金や無駄な支払いを発生させないようにしましょう。

カテゴリー:
関連タグ:

このコラムの執筆者


monocla運営局

monocla運営局

monocla運営局です。リノベーションに関するお役立ち情報をお届けします。

人気コラム