物件概要
- 地域 東京都
- 間取り 2SLDK → 3LDK
- 専有面積/床面積 66.8m²
工事費
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空間に豊かな表情をつくる素材使い
素材を感じる要素をバランスよく組み合わせ、クールでおしゃれな住空間に仕上がったリノベーションをご紹介いたします。
まずは、カウンター部分をモルタル仕上げとしたキッチンです。
モルタルは、屋内外を問わずあらゆるシーンで仕上げとして使われる左官塗材であり、グレー色が基調となることから、どのようなカラーともマッチする万能な素材となります。通常のモルタルは、ひび割れが起こりやすいという弱点があります。
ところが今回使っている仕上げモルタルは、特殊成分を配合して柔軟性を持たせ、さらに保護材を塗布することで、ひび割れ防止と防水機能の向上を図っています。
モルタル仕上げの魅力といえば、美しい左官技術といえるでしょう。とくに職人によるコテの塗り跡は、道具や押さえ方によってさまざまな表情を楽しめる、まさにオンリーワンの仕上がりです。
洗練されたモルタルの風合いがインテリアとしても映え、圧倒的な存在感を放っています。
コンクリート現しの天井
天井はあえて仕上げを行わず、素材をそのまま見せるコンクリート現しとしています。
黒のダクトレールとスポットライトが絶妙なアクセントとなり、ラフでかっこいい雰囲気を演出。キッチンの背面に美しい木目が印象的な大きな収納を配置することで、異なる素材がバランスよく調和します。
また天井も高く、広々と開放感に溢れる空間となりました。
キッチンの奥には、ウォークインタイプのパントリーを配置し、抜群の収納力を確保しています。
スタイリッシュな大空間
リビングダイニングも開放的で、どことなくインダストリアルな雰囲気が漂うスタイリッシュな大空間となりました。
無機質ななかにも少し明るめのナチュラルなフローリングと組み合わせると、柔らかさと温かみが加わり、心地よさを感じさせます。
大きな掃き出し窓には、それぞれ木製ブラインドを設置。木製ブラインドは、夏には遮熱効果を、そして冬には断熱効果を発揮するため、快適性の高い室内空間をつくれることが特徴となります。
さらには高級感のある雰囲気を演出するなど、機能と意匠を兼ね備えた優れものです。リビングダイニングの一角にはPCデスクを配置。3段の固定棚を設け、利便性も抜群です。
開放感が溢れる大空間のなかに異なる素材を組み合わせることで、さまざまな表情を楽しめるリノベーションとなりました。
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