物件概要
- 築年月 1970年 1月築
- 間取り 1LDK(K・DK)
- 専有面積/床面積 41.2m²
- 依頼主 渋谷区
- 家族構成 ひとり暮らし
工事費
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「空間をめいっぱい使う」ということ
41㎡という決して広くはないお部屋。
少しでも空間を有効活用するためにワンルームという間取りを選択しました。
廊下や間仕切りなどによるデッドスペースをなくし、
空間に広がりを持たせることができます。
また、窓から入ってくる自然光が部屋の隅々まで行き届くため、
住まい全体が明るくなりました。
必要なときは間取りを変えられる
ワンルームにはそんなメリットがある一方で、少し心配事もでてきてしまいました。
・来客の際に、すべての部屋が見られてしまう
・寝室や玄関までつながっているので、エアコンの効き目が心配
・キッチンも同じ空間内なので、匂いや油飛びが気になる
心配事も自分なりに解決できるのがリノベの良いところ◎
今回は、引き戸を2面設け、壁の代わりにすることで、1LDKに切り替えられるようにしました。
必要なときには、引き戸で区切ることができ、廊下と寝室が現れます。
空間を仕切ることで、部屋同士を目隠しすることもでき、より実用的な住まいに近づけました。
天井を高く高く
天井が高いことも開放感につながります。
より天井高をあげるには、配管や鉄筋コンクリートの躯体があらわになる
「スケルトン天井」という方法があります。
一般的な天井は、鉄筋コンクリートの躯体を隠すように石膏ボードを貼り、
その上に好みのクロス(壁紙)や塗装を施して仕上げます。
「スケルトン天井」ではボードを貼りつけない分、天井が高くなって広々とした空間が生まれます。
床の素材で空間の境目をつくる
広々としたワンルームですが、玄関・居室・リビング・キッチンと床の素材を変えています。
そうすることによってお部屋の境目を強調しすぎることなく印象付けることができます。
リビングは無垢フローリング(オーク)を活かした北欧ナチュラルなお部屋、
手前の居室はモルタルブロックタイルがアクセントになった少しシックなお部屋。
家具の置き方でいろんな部屋の雰囲気を楽しめそうです。
こだわりのパーツ
住まいづくりにはたくさん選ぶことがありますが、
特にこだわりがあらわれるのはキッチン周りや洗面所などの細部。
1番はなんといってもキッチンの腰壁のタイル。
リビングダイニングをやわらかくあたたかみのある雰囲気にしてくれています。
そしてこだわりの洗面台。
デザイン界のポップ・スター、フィリップ・スタルクによるもの。
洗練されたシンプルでモダンなデザインの洗面ボウルと
無垢フローリングにマッチした木材の洗面台で飽きのこない仕上がりに。
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