物件概要
- 地域 神奈川県
- 築年月 2000年 9月築
- 間取り 3LDK→2LDK+WIC
- 専有面積/床面積 75.4m²
- 依頼主 横浜市
- 家族構成 ふたり暮らし
工事費
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家の「顔」
家の「顔」である玄関。扉を開けた瞬間の「華やかさ」が欲しい。そんな奥様の拘りを詰め込んだのが玄関~土間~廊下とつながる広い玄関ホールです。
まず目に付くのは曲線を使った丸い玄関スペース。8角形の青いタイルは奥様が雑誌でみたものとおなじものをイタリアから取り寄せました。
その玄関から繋がる廊下は「ヘリンボーン」と寄木張りのフローリング。「ニシンの骨」を意味する「ヘリンボーン」。
魚の骨のように小さな木材を山型に組み合わせた床には洋館のようなレトロな雰囲気と高級感が漂います。
そして玄関脇に自転車が置ける土間。土間に内窓をつけることで、光がつながり、うちの中にいながらも外にいるような不思議な空間になりました。
流木のような無骨ながらも温かみのあるキッチンカウンター
木質感を出しながらもラフな感じにしたい。木製のパネルに薄く、少しずつ塗装を重ねていき、その都度ご夫婦と一緒に色味をチェック。
流木のような絶妙の色合いはこまやかな確認作業の中で実現しました。
様々な仕掛けを用意した住まい
天井の一部は打ちっぱなし。コンクリートの素材感を楽しめるような遊びも用意しました。リノベーションのプランを練っていく中で、わずかなスペースながらもきれいなコンクリートの質感が出せることが判明したのでそこからプランを少し変更した結果です。
ちょっとしたラッキーでしたがいいアクセントになりました。
寝室はシンプルなロフト形式に。見た目だけでなくしっかり収納スペースもほしい、だったら縦のスペースも有効に使いたい、と実用性も考えました。
もちろんトイレも手を抜きません。「森みたいにしたい」とクロス張りながらも古材を貼り合わせたようなクロスを使用。小屋にいるような雰囲気にしあげました。
様々な仕掛けを用意した住まいですが、もちろんキーワードは「西海岸」。
爽やかな白を基調に随所に青をアクセントに使用して全体をまとめています。
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