物件概要
- 地域 東京都
- 築年月 1981年 2月築
- 間取り 2LDK→1LDK
- 専有面積/床面積 40.5m²
- 依頼主 中野区
- 家族構成 ひとり暮らし
工事費
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ペルシャ絨毯の似合うリビング
TV前にひかれた憧れの手織りのペルシャ絨毯はMSリノベーターと共に何枚もの絨毯を見比べ、さらにご自身でお店を何箇所かまわり、選び抜いたアンティークもの。手織りのならではの繊細な柄と重厚感があり、お部屋の主役になりました。
想い描いていた通り、壁紙やカウンター、ソファなどと見事マッチしています。
キッチンの前のカウンター
ペルシャ絨毯の似合うリビングですべてのことができるようにしたいという要望をかなえるべくキッチンの前からリビングに向かって伸びるカウンターを造作。深い青色の壁と優しい木がマッチして、思わず腰かけたくなるような落ち着いた空間ができあがっています。
奥行きをとりダイニングとして、残りの半分はワークスペース&収納として活用することができます。お施主様が中学生のころから愛用しているCDコンポもしっかり収まっています。
カウンター下の見せる収納スペースにはお気に入りのCDたちを、最奥の見せない収納スペースにはお仕事用の本を入れているんだそう。見せる・見せない収納の使い分けが女性ならではです。
カウンターに腰かけると優しい緑色のタイルが印象的なキッチンが目に入ります。
内装仕上げ部分で一番お施主様がこだわられたところで、出会うまでに一苦労しました。
拘りのタイル
とある写真で見かけた部屋で使われているタイルが印象に残り、ご自身のお部屋でも使いたい!という気持ちが芽生えたお施主様。
写真と同じタイルを探し出すべく、ありとあらゆる緑色のタイルをお取り寄せしてはご提案し、見比べる日々。
そして、やっとの思いで見つけることができたのが、この「美濃古窯」というタイル。
名古屋モザイクの商品で商品名からは、イメージを想像し辛かったようです。
布目模様のテクスチュアが和風テイストの定番とされています。陶磁器の素地の表面に塗るガラス質の溶液を仕上げに塗っているため、日本古来の伝統色がきれいに出ています。純和風になりすぎず、お部屋のアクセントとなっています。
お部屋を明るくしてくれるライト
デザイン性はもちろんですが、光の色味にもその違いを見ることができます。
食事やお酒をゆっくりと楽しむカウンター上は優しい印象の黄色い光、テレビの置いてあるリビングには白くはっきりとした光とテイストを変えてお部屋を照らします。
壁や仕切りを使わずに、光を用いて空間を分けています。
収納力抜群なクローゼット
リビングのお隣には収納力抜群なクローゼットが。
こちらのクローゼットは長い洋服もかけられるように天井を上げています。
最大限天井をあげ、お持ちの衣類を想定しレールは手前が二段、奥は一段になるように設計されています。ロングコートやワンピースなど丈の長いものは奥に、ジャケットやシャツなどは手前にかけることができます。
かける収納を使い分ける仕組みにするという画期的なアイデア。機能性を設計段階から折り込むこともリノベーションにおいては重要
。自分らしいライフスタイルをリノベーションで手に入れるには、見栄えだけでなく、居心地と機能性も大切な要素です。
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