暮らしにくかった二世帯住宅が、 自分たちのライフスタイルに 合わせた空間に大変身
北海道セキスイファミエス株式会社の施工事例
物件概要
- 地域 北海道
工事費
- 非公開
祖父母、両親が暮らした築29年の二世帯住宅
T様邸が新築されたのは、今から29年前の1988年。奥様の祖父母と両親が建てた二世帯住宅でした。その頃奥様は小学生。2階が祖父母世帯、1階に両親世帯が暮らしていましたが、5年前から、築29年の二世帯住宅にはT様家族が暮らすことになりました。
お母様が暮らしていた頃に、1階のお風呂やキッチンのリフォームをしていましたが、2階は全く使っておらず、生活空間といえば1階の一部、間取りでいえば1LDKのみ。T様家族はその空間をそのまま利用して生活をスタートしました。しかし、暮らしてみて感じたのは、自分たちのライフスタイルに、全く間取りが合っていないということ。「こんなに広い家なのに、1LDKしか使っていない。2階は物置状態でもったいない。子どもたちが小学校に上がる前に、暮らしやすい家にしたいと思いました」と、奥様がリフォームのきっかけを話してくれました。
モデルハウス、現地見学会、住宅展示場で情報収集
リフォームにあたり、モデルハウスや現地見学会、住宅展示場などを、回って見学。「セキスイハイムで建てた家なので、今のセキスイハイムの家にあるものならリフォームでもできるはず」という考えが根本にあったそうです。リフォームにあたりT様ご夫妻が一番重要視したのは「生活しやすい」こと。「例えば、じゃがいもやタマネギなどは、1階の使っていない部屋に保管、ホットプレートは2階の収納棚というように、あっちに取りに行き、こっちに取りに行きまた戻って、と家の中での移動がとにかく大変だったんです。子どもも小さいので手がかかるし、私たちも働いているので、晩ご飯をつくるのも疲れてしまって、面倒だから外食で…ということも結構ありました」と奥様。そこで、まず考えたのがライフスタイルに合わせた収納計画です。食品などは一度に大量に購入しストックしておけるようキッチンの横に大容量のパントリーを設置。ホットプレートなどの調理器具もすべてここにしまうことができます。玄関には、家族4人分の靴がたっぷり収納できるウォークスルーのシューズクロークを設けました。
回遊性のある動線、ホテル仕様の 客室など、大満足のリフォーム
玄関に入って右側が、家族が一緒に過ごす空間です。リビング、ダイニングキッチン、ユーティリティー、和室、応接室が回遊できるよう動線を確保。ドアを閉めたらそれぞれ独立した部屋になりますが、普段はすべて開放しているので、どこにいても家族の気配を感じることができます。奥にリビングを配置したのは、子どものおもちゃなどで散らかっている時でも、手前の応接室に来客を通せば、隠すことができるから。また、リビングと応接室の間を和室にし、そこに仏壇を置いたのは、亡くなったお母様に家族の姿をいつも見守っていてもらいたいという想いからだそうです。今回のリフォームでは、亡くなったお母様が大切にしていたカンディハウスの家具をリメイクしたり、ドアや階段手摺は新築時のものを再利用するなど、奥様にとっては大切な思い出も、丁寧に取り入れられています。玄関入って左側は、バス、トイレ、洗面台付きのホテル仕様の客間に変更しました。
ご夫妻のアイデアが活かされた2階のリフォーム
2階は主寝室と子供部屋、そして「本がたくさん置ける場所と、一人で作業できる場所が欲しかった」というご主人待望の書斎。リフォームに関しては、ほとんど奥様の意見が採用されましたが、書斎と主寝室は「壁の色など、他の部屋と雰囲気を変えたかった」と、ご主人が担当しました。そして、2階の主寝室には、可動式クローゼットを備えたウォークインクローゼットを設置。この可動式クローゼットは奥様のアイデアで、夏冬の衣替えがクローゼットごと入れ替えできるという優れものです。また、階段にはご夫妻のリクエストで、オリジナルで取り付けた階段のわんちゃん用ドアが。「これは、犬だけではなく小さな子供がいる家にもおすすめですよ」とご主人は話してくれました。
この事例のカテゴリー
- キッチン・ダイニング
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