物件概要
- 地域 東京都
- 間取り 2LDK → 2LDK+W
- 専有面積/床面積 49.9m²
工事費
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視線を遮る工夫
家は、自分が自分らしく戻れる場所。プライベートな空間は解放感がありながらも誰にも見られない、守られた空間であってほしい。そんな誰しもが思う願望を叶えたリノベーションをご紹介します。
玄関フロアには濃いトーンの石調タイルを使っています。絶妙な凹凸がリアルな質感で、全体に重厚感があります。両側にある扉は、左側が靴収納、右側がハンガーラックになっています。
素材や高さの異なる靴、色や長さの異なるコートなどを乱雑に置いても、扉があれば玄関はスッキリと。常に清潔感が保たれます。
各所、扉で仕切っていますが、壁、天井、建具は白で統一することで、玄関から見える景色は広がりを感じ窮屈さは感じません。正面の爽やかなリビング扉がより際立ち、そこからの空間の広がりを想像するとワクワクします。
プライベート空間を覗かれることの無い、安心できる設計
LDKも壁や天井はシンプルに白でまとまっています。キッチンエリアはダウンライトで均等な明るさを確保し、全体的にスッキリとした空間です。
右側はメインベッドルームです。メインベッドルームの間口仕切りを、玄関から続く廊下幅と同等程度、横に広くとりました。そうすることにより、換気のためにリビング扉を開け放っていても、玄関から室内が見えない構造となっています。急な宅配などで人が訪問することもよくありますが、プライベート空間を覗かれることの無い、安心できる設計となっています。
システムキッチンはフローリングと馴染む木目のデザインです。壁と続くキッチンパネルもシンプルに白で統一感があります。横には小さな収納庫を設けました。
隙間空間を活用した棚はパントリーとして活躍します。乾物や缶詰など、ついつい多くなる保存食材を保管するスペースとしては充分な大きさです。収納庫の中にはアクセントでタイル柄のクロスを採用しました。シンプルな部屋の中で、扉を開けると出てくるモダンな収納庫。隠れた場所にあるアクセントが、ひと際センスを感じさせます。
自分らしく過ごすためのリノベーション
リビング横にあるベッドルームは1面にアクセントクロスを採用しました。大人の落ち着きがある色で、ホテルの寝室の様に心安らぐ空間となっています。
日の当たるベランダ側にはホスクリーンを設置しました。雨の日は物干し竿をかけて室内干しスペースとなります。リビングとの間は引き戸で仕切られているので、部屋干しの洗濯物もリビング側からは見えないように隠すことができます。
自分らしく過ごすためのリノベーション。生活感を徹底的に隠し、他人の目を気にすることなく、心地よく快適に過ごせる空間造りとなりました。シンプルな中に隠れたアイディアやデザインを使い、ここにしかない家が完成しました。
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