ベランダは工夫次第で上手に活用することができ、家族の時間をより充実させる可能性を秘めている場所です。一方で、近隣への配慮はもちろん、マンションであれば利用規約に違反する活用方法はできません。今回はベランダの活用方法や、事前に知っておきたい注意点について解説します。
「洗濯物干しスペースにしか使っていないベランダをもっと活用したい!」「マンションのベランダはどこまで自由に使えるの?」といったお悩みはありませんか?
ベランダは工夫次第で上手に活用することができ、家族の時間をより充実させる可能性を秘めている場所です。
今回は戸建て・マンションのベランダの活用方法や、事前に知っておきたい注意点について解説します。
ベランダの活用方法5選
戸建てやマンションのベランダの活用方法を5つご紹介します。
ガーデニングを楽しむ
ベランダの活用方法の定番といえば、ガーデニングが思い浮かぶのではないでしょうか?
プランターや植木鉢を置いて野菜や果物、ハーブ、観葉植物など、ベランダで手軽にガーデニングを楽しむことができます。
親子で野菜や果物を育てて収穫したり、育てたハーブを料理に使ったりなど、アイデア次第でベランダを家族みんなで楽しめる空間にできるでしょう。
子どもやペットの遊び場にする
ベランダにおもちゃを出したり、小さな砂場を作ったりして、ベランダをお子さんやペットの遊び場として活用する方法があります。
夏にはビニールプールを出して、お子さまと水遊びも楽みながら涼を取ることもできます。
お子さんやペットをベランダに出すときは、目を離さないように注意が必要です。
また、騒ぎ声や鳴き声が騒音と捉えられ、苦情を入れられるケースも少なくありません。
安全面はもちろん、近隣への配慮も忘れないようにしましょう。
家族や友人とパーティーをする
天気の良い日にテーブルとイスを出して、ベランダをちょっとしたカフェスペースにする楽しみ方もあります。
また、休日は家族や友人とビアガーデンやバーベキューも盛り上がりそうです。
青空の下で取る食事は、いつもと一味違う時間を楽しめるでしょう。
火を扱うときは十分に注意することはもちろん、騒ぎ過ぎて近隣に迷惑をかけないよう配慮が必要です。
第二のリビングにする
ベランダに十分な広さがあれば、セカンドリビングとして活用する方法もあります。
リラックスできる大きなソファーや、テーブルとチェア一式を出して、ランチやディナーを楽しむのも良いでしょう。
家にいながら自然を感じられ、ちょっとした工夫次第でリゾート気分が楽しめます。
在宅勤務スペースにする
在宅勤務用のスペースとしてベランダを活用する方法もおすすめです。
新型コロナウイルス感染症拡大により、テレワークやリモートワークを始めた方も多いのではないでしょうか?
室内で長時間仕事をしていると、集中力が切れたり、気分転換したくなったりするものです。
ベランダを在宅勤務用のスペースとして活用すれば、室内とは違う雰囲気で仕事をすることができるでしょう。
ベランダ活用の注意点
戸建てやマンションのベランダを自分好みに活用するにあたっては、次の注意点を確認しておきましょう。
近隣の迷惑にならないようにする
ベランダを活用するにあたっては、話し声やバーベキューの煙、夜間の照明などが近隣の方の迷惑にならないよう配慮が必要です。
ベランダでバーベキューやホームパーティーなどをする場合は、事前に近隣の方に説明しておくと良いでしょう。
マンションの利用規約
マンションのベランダは専有部分ではなく共用部分にあたります。
個人が自由にリフォームをすることはもちろん、ガーデニングや子ども用のプールの設置にも注意が必要です。
ガーデニングで生じた枯れ葉や土が排水口に溜まって排水経路を詰まらせたり、子どもが騒ぐ声が騒音として苦情を入れられたりするなど、近隣トラブルのもとになります。
マンションのベランダを活用する際は利用規約の禁止事項をよく確認して、近隣に迷惑がかからないよう心がけましょう。
まとめ
戸建てやマンションのベランダを活用する方法をご紹介しました。
ベランダはアイデア次第でリラックススペースとしてはもちろん、仕事用のスペースとしても活用することができます。
理想のベランダづくりは、事前にベランダの広さや奥行きを知ることはもちろん、景色や方角、日当たりについても日頃から観察しておくことが大切です。
また、マンションの場合はベランダが共有部分であることに注意して、規約の範囲内で理想のベランダづくりに取り組みましょう。