都会でもできるガーデニング特集!リノベでグリーンのある暮らしに。

「植物と暮らしたい」「ベランダで野菜を育ててみたい」など、日常にグリーンを取り入れたい方は少なくありません。リノベーションでも、「趣味の家庭菜園ができる庭を設置」や、「花を育てられるデッキを追加」といった、暮らしに植物を取り入れる事例が注目されるようになりました。そこでこの記事では、初心者やマンション暮らしの方でも行える、ガーデニングリノベーションのアイデアをご紹介します。

植物が家や家族にもたらすメリットに注目

暮らしに植物があると、植物が持つ生命力の恩恵を、様々な形で受け取ることができます。

100%天然素材のインテリアアイテムがトレンド

天然のグリーンには、フェイクや加工品では表現できない魅力があります。空いたスペースに観葉植物を置いたり、植物のツタを壁や柱に巻き付けたりするだけでも、見慣れたインテリアが一気に個性的な空間となるでしょう。

また、実や花が成る品種であれば、収穫した実や花を使ったリースやドライフラワーづくりを楽しむこともできます。都会に住んでいても四季を身近に感じられるようになり、お子様がいるご家庭であれば、自然に触れた思い出を沢山残してあげられるかもしれません。

「緑」に触れる時間はストレス解消になる

「森林浴」という言葉があるように、植物には人間のストレスを軽減する不思議な力があります。鮮やかな緑色や可愛らしい花を愛でているだけで、日常の些細なストレスが軽減されて行くでしょう。また、ストレス解消効果は鉢植えのお世話をするだけでも発生しますので、庭がないマンションでも、鉢植えのグリーンから癒し効果を得ることは可能です。

さらに、植物は呼吸によって周りの湿度をコントロールしてくれますので、天然の調湿・空気清浄機による精神安定の効果も期待できます。

自家栽培の新鮮な野菜や果物を味わえる

現在は流通の向上により、国内・海外問わず様々な品種が全国で手に入るようになりました。住んでいる地域の気候によっては育てられない品種もありますが、育て方のポイントさえ押さえれば、ブルーベリーやトマト、きゅうり、バナナ、マンゴー、アボカドといった、世界中の野菜や果物を自宅で育てることができます。病気や温度、害虫といった、あらゆるトラブルを乗り越えて収穫した実は、格別な味わいとなるでしょう。

また、収穫した後も葉っぱはインテリアとして残り続け、葉が厚めの品種であれば、葉っぱを器にして食卓をおしゃれに演出することもできます。

どんな家でもアイデア次第でガーデニングリノベは可能

「ガーデニングリノベ」と聞くと、植物を育てられるような広い庭がないと行えないように感じてしまいますが、基本的に、どんな家でもガーデニングは楽しめます。庭がないマンションでも、リノベーションのアイデア次第でガーデニング環境を整えることは可能です。

例えば、広い庭がなくても室内に「坪庭」を設ければ、大きな植物を室内からいつでも眺められるようになり、ちょっとした庭園づくりも楽しめるようになります。その他にも、室内に池や滝を設けて、水生植物を育てている人の事例もあります。コケや藻といった、湿度コントロールが必要な品種でも、リノベーションで専用のスペースを作ってあげれば、栽培により集中できる環境となるでしょう。もし既にグリーンを育てているようなら、ガーデニングに役立つ収納スペースやガレージを、リノベーションで追加するのもおすすめです。

ウッドデッキやサンルームといった、庭を使ったガーデニングリノベにこだわらず、育てたい植物やガーデニングの規模に合わせて、リノベーションのアイデアを考えてみましょう。

グリーンがもっと身近になる!今トレンドなガーデニングリノベーション集

リノベーションによって、マイホームは、よりガーデニングしやすい環境になります。マンションでもできるガーデニングアイデアを、ご自宅のリノベーションに取り入れてみてはいかがでしょうか?

ウッドデッキで思いっきりガーデニングを楽しむ

エクステリアリノベの定番アイテム・ウッドデッキを庭に設置すれば、デッキに鉢植えを並べたり、育てた植物を眺めながらデッキで食事をしたりと、贅沢なガーデニングライフを満喫できるようになります。

ウッドデッキの素朴でカントリーな見た目は、グリーンの存在感をより引き立ててくれるため、ガーデニングのモチベーションアップも期待できます。

ガーデニング用の収納棚を設置

板材やラティス(木製のフェンス)を貼り付けて、ガーデニングアイテムの収納棚にするアイデアです。シェルフを取り付けて道具を並べても良いですが、スコップやジョウロをフックで吊るすと、さらにおしゃれな印象になるでしょう。オイルステインで塗装して、少しくすんだヴィンテージ風の仕上がりにするアイデアもおすすめです。

マンションバルコニーをガーデニングスペースとして使う

庭がないマンションでは、バルコニー床にウッドデッキ材を敷いて、ガーデニングスペースとして使うアイデアがトレンドです。ただし、マンションのバルコニーは「共用部」ですので、ガーデニングスペースとしてリノベーションする際は、守らなければならない注意点がいくつかあります。

例えば、マンションのバルコニーには、避難はしごや蹴破れる仕切りが設置されていますが、ガーデニングスペースで塞いで避難の妨げとならないよう注意しなければなりません。また、プランターが階下に落下する恐れがありますので、手すりの上や、手すりより高い棚の上に鉢や道具を放置ないこともポイントです。マンションによっては、バルコニーに物を置く行為自体を禁じている所もあるため、リノベーションの前に管理規約を確認しておきましょう。

注目のインナーテラスで快適なガーデニング環境を

インナーテラスとは、バルコニーや庭などの屋外に突き出した部分ではなく、屋内側に設けられたテラスのことです。マンションリノベで徐々に人気を集めており、ガーデニング目的でインナーテラスを設置する方も増えて来ました。

インナーテラスは、ウッドデッキやバルコニーと違って屋内にあるため、床が雨や風で塗れません。その一方で、屋外に面した大きな窓からは、室内に自然光をたっぷり取り入れることができます。床を撥水性のタイルで仕上げれば、植物の水やりで濡れても腐食の心配がありません。天井からハンモックを吊るしたり、テーブルとチェアを置いたりすることで、植物の側でゆったり休憩できる癒しのスペースとなるでしょう。

おわりに

アイデア次第で、マイホームは最高のガーデニング環境となるでしょう。戸建て住宅だけでなく、庭がない家やマンションでもガーデニングリノベは行えます。リノベーションをする時は、今大注目のガーデニングリノベで植物を身近に感じてみてはいかがでしょうか?

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