テレビや雑誌などで、女性がオシャレな家具や雑貨を作っているのを見たことがありますか？オリジナルの家具や雑貨をプロに依頼すると、思ったよりも費用がかかってしまったという方もいるかもしれません。しかし、自分で作ろうと思っても、木材を切ったり、ネジをしめたりできるか不安…という方も多いでしょう。そんな女性の方のために工具を選ぶポイントや便利なサービスなどを紹介します。
DIY女子が工具を選ぶときに注意したいポイントとは
女性がDIYをするには、自分にあった工具を選ぶことが大切です。次の3つのポイントに注意して工具を選んでいきましょう。
1. 自分の手の大きさに合わせる
ドライバーやペンチなどは男性の手に合うものが多いため、女性には使いにくい場合があります。女性がDIYをする場合は、手の大きさに合わせた工具や女性専用の工具を探してみましょう。ホームセンターやインターネットで販売されています。まずは、できるかぎりホームセンターなどに行って、工具を直接手にとって使いやすいかどうかを確認しましょう。
2. 電動工具は音・重さをチェックする
ドライバーやサンダーなどは大きい音がするものが多いため、女性の場合電動工具を使うのが怖くなる方もいます。電動工具の音が気になる方は、静音タイプを選びましょう。また、電動工具は重いものが多いため、しっかりと使いこなせるかどうかを確認しておきましょう。
3. 電動工具を積極的に活用する
DIYをするときには電動工具がなくても作れます。しかし、普通の工具で大きいものや複雑なものを作ると、女性は力がないため手が疲れてしまいます。そんなときは、電動工具を使いましょう。短い時間で作業できるだけでなく、手の負担をやわらげることができます。
DIY女子にオススメの工具
次に、DIYを初めてする女性の方のために、これがあれば便利だと思われる工具を紹介します。
電動ドライバー
自動でネジを回してくれるドライバーです。力がない女性でも簡単に使うことができます。ネジがたくさん必要な家具を作るときにあればとても便利です。また、ドライバー作業をするときは特にコードが邪魔になることがあるので、コードレスをできるかぎりオススメします。
電動のこぎり
電動のこぎりは、木材を少しだけ切りたいときにあれば便利です。また、女性に向いている小型タイプの商品も販売されています。さらに歯を変えれば金属までカットできる電動のこぎりも。大きな木材のカットはホームセンターで、ちょっとした木材のカットは電動のこぎりでというように使いわけましょう。
金づち
釘を打ち付けたり、抜いたりするときに使います。金づちは家具をつくるときによく使うのでひとつは用意しておきましょう。女性の手の大きさに合わせて短めにできたものや軽いタイプもあります。
メジャー
木材の長さをはかるときによく使います。メジャーは持ち運びできるものを選んだ方が便利です。メジャーも小さめで軽いものを選ぶようにしましょう。できれば、ポケットに入れられるサイズが便利です。
グルーガン
女性の方がよく使うのがグルーガンです。グルーガンは、接着剤を専用の道具を使って温めて使う工具で、薄い板や布などを貼り付けることができます。軽い木材なら仮止めに使うことができるのでとても便利です。
DIY女子にオススメするホームセンターのサービス
DIYをする女子にオススメしたいホームセンターのサービスを紹介します。
木材カットサービス
女性にとってとても難しいといわれるのが、木材カットです。ホームセンターでは、木材カットや木材に穴をあけるなどさまざまなサービスが用意されています。ホームセンターで購入したものは、好きな長さをカットしてくれるので利用してみましょう。料金は1カットだいたい100円までという場合がほとんどです。中には、ホームセンターで購入した木材であれば、無料でできるお店もあります。
電動工具レンタルサービス
初めてDIYをする女性は、電動工具を使ったことがない方が多いため何を選べばいいかわからない方もいるでしょう。そんな方は、ホームセンターの電動工具のレンタルサービスを利用しましょう。女性にあった工具は用意されていない可能性はありますが、最初はいろいろな工具を試しに使ってみることをオススメします。
DIY女子向けのワークショップ
DIYをする女性向けのワークショップも開催されています。例えば、女性のDIYをサポートする売り場があるホームセンターや、女性のためのDIYワークショップを開催しているホームセンターもあります。女性の好きな色の塗料やパーツなども販売しています。自分でDIYをするには自信がない方や、オシャレな道具をそろえたいといった方にオススメです。
工具の使い方や選び方をアドバイスしてくれるお店も
DIYに力を入れているホームセンターでは、工具の使い方や選び方などをアドバイスしてくれるスタッフが常駐しているお店もあります。DIYが初めてという方でも、プロのスタッフが一から教えてくれます。こういったサービスは積極的に利用していきましょう。
既製品や家にある古い家具を利用したDIYもオススメ
初めてDIYをする女性は、一から始めると途中で力尽きてしまうことがあります。最後までやりきる自信がない方は、途中までできている既製品を利用しましょう。例えば、「色が塗ってある木材」や、あらかじめ木材がカットしてある「DIYキット」などです。さらに、古くなった椅子や家具などをリメイクする方法もあります。自分のお気に入りの家具がひとつできれば、次へのモチベーションにつなげることができます。
まとめ
家具や雑貨を自分で作ってみたいと思っても、何を用意すればわからない方も多いのではないでしょうか？最初から無理に材料や道具をそろえても、途中で疲れて嫌になってしまうこともあります。まずはレンタルサービスの工具や、価格の安い工具から始めてみましょう。また、DIY女子や初心者向けのワークショップが多くの場所で開催されています。いろいろな方法やサービスを使って、楽しくDIYをはじめてみましょう。
