自宅でアウトドアを満喫!リフォーム・リノベーションで開放的な「アウトドアリビング」を手に入れよう!

アウトドアブームの再燃と言われている昨今。背景には自然志向の高まりなどが挙げられていますが、愛好者のすそ野が広がるにつれてその楽しみ方も多様化しています。とりわけ、アウトドアをライフスタイルとして位置付ける人々が抱くのは、日常の暮らしでも自然を身近に感じたいという思い。すなわち、自宅でくつろぎながらアウトドア気分を味わうといったことです。都会の癒しとして注目を集める「アーバンアウトドア」を満喫できる家づくりは、リフォーム・リノベーションにお任せください!

都市で自然に親しむ リノベ企業と組んだ「アーバンアウトドア」

それでは、まず「アウトドア」と「リフォーム・リノベーション」の結び付きから説明しましょう。これらの組み合わせについて、ピンと来ない人も多いのではないでしょうか?しかし、国内ではすでに両者がタッグを組んだ具体的な動きが始まっています。

2015年10月、アウトドア用品を製造・販売する大手企業と、中古住宅購入とリノベーションのワンストップサービスの全国VC(ボランタリーチェーン)事業を展開する企業が業務提携を発表しました。

提携の内容は、都心型のアウトドアライフを指す「アーバンアウトドア」をテーマに提案を行っていくというもので、完成物件例を具体化したモデルルームもオープンしたのです。このアウトドアメーカーは注文住宅の大手メーカーとコラボレーションしたモデル住宅もリリースしており、「アーバンアウトドア」のスタイルは着実に広がりを見せています。

快適性を追求した「グランピング」と共通

さて、住まいにおける「アーバンアウトドア」のスタイルとは、一体どんなものなのでしょうか?多様化するアウトドア市場の中で、楽しみ方などが「アーバンアウトドア」と共通しているのが「グランピング」です。

「グランピング」は近年、日本でも人気が高まっている贅沢なアウトドアスタイルです。一言で言えば「自然の中に都会的な快適空間をいかに持ち込むか」。ちなみに、「グランピング」という名称はグラマラス(魅力的な)とキャンピングを合わせた造語です。

その名の通り、グランピング施設にはリゾートホテルの1室をそのまま再現したかのようなテントやキャビン(小屋)などがあり、風呂やトイレ、ベッド、冷暖房などが完備されています。

当然ながら、通常のキャンプに付き物の不自由さなどを感じることはありません。まさにアウトドアの「いいところ取り」をしたスタイルと言えるでしょう。そして、「グランピングのように豪華なアクティビティーを自宅のベランダなどでも楽しみたい」というニーズに端を発したのが「ベランダグランピング」(べランピング)です。こうした流れは、「アーバンアウトドア」のスタイルを取り入れた住まいのリフォーム・リノベーションに新たな動きを生むことになります。

リノベで人気の「アウトドアリビング」 屋外にもう1つのリビングを

先の章で触れた、「アーバンアウトドア」のスタイルを取り入れた住まいのリフォーム・リノベーション。その分野で最も注目されているのが「アウトドアリビング」です。屋外にある庭やテラス、デッキなどを、もう1つのリビングのように使う方法で、バーベキューなどの食事を楽しんだり、くつろぎの場所として活用したりすることができます。

リフォーム・リノベーションではリビングとの連続性を高めるために床の高さをそろえ、ウッドデッキやタイルデッキにするのがトレンドです。さらに、椅子やテーブル、ソファーといったガーデンファニチャー、パーゴラなどを設置すれば、開放的でグラマラスな空間の完成です。さらに快適性を高める上では、日よけ・雨よけ用の可動式テントや庇(ひさし)を取り付けるといった方法もあります。

もちろん、実際にキャンプ場などで愛用しているギアを持ち込んでもいいでしょう。夜間は雰囲気たっぷりのランタンやキャンドルの明かりで照らせば、アウトドア気分がグッと盛り上がります。
なお、「アウトドアリビング」は庭がない場合でも大丈夫。2階にバルコニーを設けるといった方法で実現できます。

インテリアにも生かせるアウトドアギア

さらに、家の中にも「アーバンアウトドア」のスタイルを取り入れることは可能です。最も手軽で効果的なのは、インテリアの活用。アウトドアで使われる折り畳みチェアなどには木や布など自然の素材で作られたものも多く、ナチュラルな雰囲気の部屋によく馴染みます。また、アウトドア用のコンテナや棚などは普段使いを重ねても実用性、耐久性に優れたものが多く、部屋の間仕切りとしてタープを使う、あるいは子ども部屋などにハンモックを吊るすといった大胆なアイデアもあります。

このほか、ランタン、食器、調理器具など細かいものは押し入れや物置に片付けてしまうのではなく、インテリアの一部として見せるようにすれば、アウトドアの雰囲気を高められます。最近は焚き火台もスタイリッシュなデザインのものが多く、部屋の中でオブジェのように飾ってみても絵になります。
なお、室内のフローリングは無垢材、壁は漆喰などの自然素材できるだけ多く使うようにすれば、野山などで映えるアウトドアグッズを並べても違和感はありません。

また、リフォーム・リノベーションの際にオープン収納の土間を確保できるなら、釣り竿やマウンテンバイク、カヌーなどアクティビティーの道具と一緒にディスプレイしてみるのもいいでしょう。土間は、大切な道具をメンテナンスするスペースとしても重宝します。
ちなみに、小物類は壁に掛けた有孔ボードに吊るせばすっきりと見えます。

このほか、アウトドア気分を演出する上で効果的なのは、やはり料理のシーンです。例え凝ったメニューなど作らなくても、ダッチオーブンを使うだけで何とも言えないワクワク感を味わえるに違いありません。ダッチオーブンには家庭用のIHクッキングヒーターが使えるものもあります。

まとめ

さて、日本のアウトドア市場規模(2018年)は5,007億7,000万円(矢野経済研究所調べ)で、2019年は4.4%増の5,234億4,000万円と、さらなる成長が予測されています。改めて振り返ってみると、オートキャンプ場が隆盛を極めた1990年代前半は、バブル崩壊で物の豊かさより心の豊かさが求められた時代でした。

その後、東日本大震災で「絆」が叫ばれた2010年代に登場したのが「グランピング」「アーバンアウトドア」です。これらもまた、心の豊かさを大切にすることが見直された時代のムーブメントと言えるでしょう。

心の豊かさという視点に立つと、住まいにおける「アーバンアウトドア」の特徴は、家全体を開放的な1つのフィールドとしてとらえることのようにも思えます。「食事をするのはダイニングで、リビングはくつろぐためのスぺース。寝室は必ず個室でなければならない」といった固定概念から離れるということ。あるいは、生活の行動やスタイルを屋内と屋外で区切らずにつないでいくということ。そんな自由さが、心の豊かさにつながるのかもしれません。あなたの自由な感性を形にするリフォーム・リノベーションで、心豊かになれる住まいづくりを実現しましょう!

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