マイホームの頭金とは?頭金の相場と注意すべき2つのこと

マイホームを購入するときは、「頭金+住宅ローン」というパターンが多いです。しかし、頭金をどのくらい用意すべきなのかと疑問に思っている人も多いでしょう。そこでこの記事では、頭金の相場はどのくらいか?また、頭金について注意すべきことは何か?について解説します。

マイホーム購入時の頭金は約2割

結論からいうと、マイホームを購入するときに頭金をどのくらいに設定するかは、人によって異なります。というのも、そもそもどのくらい貯蓄があるかは人によって異なりますし、手元にどのくらいの資金を確保しておきたいかも人によって異なるからです。

ただ、目安としては物件価格の2割ほどと思っておきましょう。現に、日本最大の不動産ポータルサイトSUUMOを運営する「リクルート住まいカンパニー」の資料を見ると、マイホーム購入時の頭金は平均で約19.1%になっています。

あくまで目安ですが、物件価格の2割ほどが頭金の相場と思って問題ないです。

注意点1:いくら借入できるかは人によって異なる

ただし、マイホーム購入時の頭金を設定する上で、「いくら借入できるかは人によって異なる」という点には注意しましょう。そもそも頭金が人によって異なる理由は、ローンをいくら組めるか人によって違うからです。

そのため、金融機関がローンを組むときの審査項目である、以下の点を頭に入れてきましょう。

・借入者の資金力

・借入者の信用性

・物件の担保価値

上記を理解しておけば、自分はローンを借りやすいのか?借りにくいのか?が分かってきます。たとえば、上記の評価が高い人であれば頭金ゼロ円…つまり物件価格全額のローンを組むことも可能です。ただ、そのような人は多くはないので、ある程度頭金は必要であると思っておいた方が良いでしょう。

借入者の資金力

借入者の資金力は、職業・年収・勤務先の規模・年齢などによって決まります。安定して継続的に収入を得られそうな人は、金融機関の評価が高くなります。

たとえば、大手企業(正社員)や公務員で、かつローンを完済する頃に定年退職していない年齢の人であれば、比較的金融機関の評価は高くなるでしょう。

借入者の信用性

また、借入者の信用性も重要です。具体的には、過去にローンの延滞歴があったり、自己破産歴があったりすれば、ローンの審査は非常に厳しくなります。

物件の担保価値

さらに、物件の担保価値も重要です。というのも、金融機関が融資するときには物件に抵当権(担保)を設定するからです。そのため、たとえば築古物件や立地が極端に悪い物件などは、物件の担保価値が低く評価されるので審査は厳しくなります。

これらの金融機関の審査基準を知っておくことで、自分は住宅ローンを組みやすいのか?が分かり、結果的に頭金をどのくらい用意しておくべきなのかも分かってきます。

ただ、マイホーム購入時に実際いくらの頭金が必要かは審査してみないと分からないので、あくまで「自分はローン審査に有利かどうか」を見極めるための材料と認識しておきましょう。

注意点2:頭金以外に諸費用がかかる

また、マイホームを購入するときは頭金以外に以下の諸費用がかかる点には注意が必要です。

・仲介手数料(中古物件のみ)

・登記関係費用

・ローン関係費用

上記の諸費用額も人によって異なります。ただ、目安として新築物件なら物件価格の4~5%程度、中古物件なら7~8%程度の諸費用がかかると思っておきましょう。つまり、その金額にプラスして頭金を用意する必要があるということです。

まとめ

このように、マイホーム購入時の頭金は、一旦目安として2割ほど必要と思って良いです。ただし、借入金額は人によって異なるので、金融機関の審査基準を頭に入れておくことをおすすめします。また、マイホーム購入時は頭金以外に諸費用がかかる点も覚えておきましょう。

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