浴室のリフォーム工事にかかる費用相場と工事期間について解説!

浴室のリフォームは、古くなった浴槽やタイルを新しくするだけでなく、断熱性能やバリアフリー性能の向上にも期待できます。今回は、浴室リフォームの2つのパターンについて、費用相場やメリットを解説します。

古い浴室は、小さなお子さんや介護が必要な方がいるご家庭では、思わぬ事故を招く原因となります。

また、冬場の浴室と他の部屋との温度差が大きいと、脳梗塞や不整脈の原因となるヒートショック現象を引き起こすおそれもあります。

浴室のリフォームは、古くなった浴槽やタイルを新しくするだけでなく、断熱性能やバリアフリー性能の向上にも期待できます。

今回は、浴室リフォームの2つのパターンについて、費用相場やメリットを解説します。

ユニットバスとは

ユニットバスと聞いてまず初めにイメージするのは、賃貸物件やホテルなどで見かける、トイレと洗面台と浴槽が1つの部屋の中に設置されているものではないでしょうか?

リフォームなどで用いられるユニットバス、あるいはシステムバスとは、「あらかじめ浴室の壁・床・天井・浴槽といったパーツがセットで製造されており、それらを施工現場で組み立てる浴室」を指します。

ユニットバスには、空間の構成に応じて以下の3種類に分けられます。

1点ユニットバス

1点ユニットバスは、浴室と洗い場のみで構成されているユニットバスです。

さまざまなメーカーが取り扱っており、「在来工法の浴室をユニットバスにリフォームする」というときは、多くの場合で1点ユニットバスへの交換となります。

2点ユニットバス

2点ユニットバスは、浴室と洗い場に加え、洗面台が収まっているタイプのユニットバスです。

浴槽の脇に洗面台が設置されており、風呂・トイレ別で独立した洗面所のない賃貸物件などでよく見られます。

3点ユニットバス

3点ユニットバスは、浴室内に浴槽・洗面台・トイレがまとめて収まっているタイプのユニットバスです。

在来型の浴室をユニットバスに交換するリフォームの費用相場

在来型の浴室をユニットバスに交換するリフォームは、おおむね50万円~150万円の範囲で行われ、もっとも多いリフォーム費用は50万円~100万円の価格帯です。

お風呂の気密性・断熱性を高め、バリアフリーにも対応させることができるため、浴室のリフォームとしてはもっとも人気が高く、工期も3~5日ほどで済みます。

ただし、ユニットバスはあらかじめ規格サイズが決まっているため、既存の浴室の設置スペースに収まらなければ、設置することができません。

サイズの問題で設置できない場合は、既存の浴室をそのまま活かして在来工法の新しい浴室にするか、オーダーメイドのユニットバスを選ぶかのいずれかを選ぶことになります。

タイル張り在来型の浴室を再びタイル張りにするリフォーム

既存のタイル張りの浴室が、タイルがひび割れしたり、壁に落ちないカビが発生したりして、改修の必要がある場合、ユニットバスに交換する方法の他に、新しいタイル張りの浴室にリフォームする方法もあります。

このリフォームは既存の浴室の広さを維持したまま、新しい浴室に変えることができます。

リフォーム費用は50万円~150万円の価格帯で、浴室の大きさや工事の規模によって変わります。

たとえば、タイルや壁、浴槽など、改修が必要な部分だけをリフォームする場合は50万円以下で可能ですが、浴槽の交換やタイルの貼り直し、浴室暖房機の設置までも含むと、工事費用が150万円以上になる場合もあります。

まとめ

古い浴室をリフォームする場合にかかる費用の相場や、浴室リフォームの2つのパターンのメリットについて解説しました。

浴室リフォームの実績が豊富な業者に依頼すると、費用を安く抑えるプランだけでなく、寒さ対策や掃除のしやすさなど、リフォーム後の浴室に求める希望も一緒に伝えると、さまざまなアドバイスがもらえるでしょう。

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